「健康のために何かしていますか?」
そう聞かれると、特別なことは思い浮かびません。でも振り返ってみると、毎朝の血圧や体温の測定、できるだけ歩く工夫、筋トレやストレッチなど、小さな習慣を積み重ねていることに気が付きます。
70歳を迎えた今、無理をするのではなく、自分の体の変化に気付きながら生活することを大切にしています。今回は、私が普段続けている体調管理のルーティンについてご紹介します。同世代の皆さんの参考になれば嬉しいです。
朝一番にすることは血圧と体温の測定

朝起きてトイレに行った後、血圧を測るのが習慣になりました。最近では、ついでに体温も測っています。自分の平熱を知っておくことも大切だと感じるようになったからです。
先日、血圧が少し高めだったため、かかりつけ医から「朝だけでもいいので測ってみてください」と血圧手帳を渡されました。それ以来、血圧計と血圧手帳、ペンはダイニングテーブルの上に置きっぱなしです。
本当はテーブルの上をすっきり片付けたいところですが、見える場所に置いておけば忘れずに続けられるだろうと考えました。おかげで毎朝の習慣として定着しています。
また、身支度を整えるときには、靴下を立ったまま履くようにしています。片足立ちになるため、バランス感覚や足の上がり具合を確認する良い機会になるからです。
毎日続けていると、「今日は少しふらつくな」「足が思ったより上がらないな」と感じる日もあります。そのため、テーブルやソファなど、すぐにつかまれる場所で行い、転ばないように気を付けています。
こうした小さな習慣は、健康のためというよりも、自分の体の変化に気付くための大切な時間になっています。

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体を動かすきっかけを意識して作る

ジム通いを始めて、私の人生で今が一番運動をしています。
学生時代から、運動苦手な私は、運動部には入らずに過ごしました。
このままじゃ寝たきりになる、と気づいていろんな運動を始めたら、運動することが好きになりました。歩くことも大好き、ずいぶん前、娘に「お母さんは、ちょっと歩いただけでもお茶しない?と言うよね」と言われたことが嘘のようです。
一万歩歩いても平気です。バス通勤だった時には、3つくらい前のバス停で降りて歩いていました。
歩いていると道端に咲く花を見かけ、思わず写真を撮ったり、ハーブやボタンが咲いているのを見て、歩くのも楽しみになりました。



疲れたら休む、雨の日は、歩かずバスで職場の近くまで乗っていくなどその時々でメリハリをつけていました。
スーパーの駐車場では少し遠くに車を止める

ちょっとしたことですが、スーパーの駐車場では、できるだけ少し遠くに車を止めるようにしています。
近い場所が空いていても、あえて少し離れた場所を選ぶだけで、自然に歩く距離が増えるからです。また、エレベーターより階段を選ぶことも意識しています。
今の職場は4階にあります。階段は二か所あるので、まず2階まで上がってトイレに立ち寄り、その後、別の階段を使って4階まで上がることもあります。
4階まで一気に上がると少しきつく感じるので、自分なりに負担を減らす工夫をしているのです。
仕事中にトイレへ行くときも、できるだけ少し遠い場所を利用するようにしています。掃除中で使えないときには、一階下のトイレまで階段を使って行くこともあります。
ほんの少しの距離ですが、こうした積み重ねが歩数を増やし、筋力維持にもつながるのではないかと思っています。
特別な運動をする時間がなくても、日常生活の中には体を動かす機会がたくさんあります。私はそんな「ついで運動」を探すのも楽しみの一つになっています。
食事は「完璧」より「続ける」を意識

食事では、完璧を目指さないことを心掛けています。
塩こうじやしょうゆ麹などの発酵食品を手作りし、毎日の料理に活用しています。特別な健康食ではありませんが、塩分を控えめにしながら、野菜とたんぱく質を意識して取り入れるようにしています。
毎日続けることを考えると、無理をしないことも大切です。今日は野菜が少なかったから明日は少し多めにしよう、というくらいの気持ちで続けています。
また、庭の小さな家庭菜園で育てた野菜を収穫して食べるのも楽しみの一つです。
今はピーマンやししとうが次々と実をつけていますし、ミニトマトはまだ青いものの、太陽の光を浴びて赤くなるのを楽しみに待っています。
今年はサツマイモも植えました。秋には芋掘りができるかな、と今から楽しみにしています。
土に触れる時間も、心と体の健康につながっているように感じます。野菜の収穫や草取りをしていると、しゃがんだり立ち上がったりを何度も繰り返します。
ふと「これってスクワットみたいだな」と思うこともあります。もしかすると、家庭菜園も立派な筋トレの一つなのかもしれません。
食事も運動も、特別なことをするのではなく、毎日の暮らしの中で無理なく続けられることが大切だと感じています。
睡眠と休息も大切な健康習慣

以前は、「せっかくジムに行ったのだから運動しなければ」と思っていました。しかし最近は、疲れていると感じたときには無理をしないようにしています。
そんな日は、ジムでも運動はせず、お風呂だけ入って帰宅することもあります。
また、あまりにも眠いときには、職場でも短時間の昼寝をするようにしています。無理に頑張るよりも、しっかり休んだ方が結果的に体調が良いと感じるようになりました。
睡眠については、スマートウォッチで管理しています。毎朝、睡眠時間や深い睡眠の時間を確認するのが習慣です。
以前は「たくさん寝れば疲れが取れる」と思っていましたが、実際には寝すぎても頭が重く感じることがあります。土曜日に朝寝坊をしたときも、かえってすっきりしないことがありました。
そのため休日でも、できるだけ普段と同じ時間に起きるようにしています。
健康のためには、運動だけでなく、しっかり休むことも大切なのだと実感しています。
そのおかげかどうかは分かりませんが、最近は歩くスピードも以前より速くなりました。通勤中、のんびり歩いている若い方を追い越すこともあります。
「少しは筋肉が増えたのかな?」と、一人でうれしくなることもあります(笑)。
健康診断や病院受診を先延ばしにしない

6月から勤め始めた職場で健康診断を受けることができました。
先日結果が届きましたが、判定はすべてAかBで、大きな異常はありませんでした。健康診断の結果表も、ほぼ円がきれいにつながる形になっていて、「日頃の生活習慣が少しは役立っているのかな」とうれしく感じました。
年齢を重ねるにつれて、自分の体の状態を定期的に確認することの大切さを実感しています。また、少しでも体調が気になったときには、早めにかかりつけ医に相談するようにしています。
先月受診した際、血圧が少し高めだと言われたことをきっかけに、毎朝血圧を測り、記録をつけるようになりました。
血圧が高いか低いかだけでなく、自分の普段の状態を知っておくことが大切だと感じたからです。
最近は血圧も少し落ち着いてきたように感じていますが、毎日測っていると意外と変動があることに気付きます。運動した日や疲れている日など、生活の様子が数値に表れることもあり、自分の体を知るきっかけになっています。
もちろん、自己判断だけに頼るつもりはありません。塩分を控えたり運動を続けたりしても血圧が思うように下がらないときには、早めにかかりつけ医へ相談するつもりです。
健康診断や病院受診は、病気を見つけるためだけではなく、自分の体と上手に付き合うための大切な機会だと思っています。
もちろん年齢とともに体は変化していくので、これからも油断せず、小さな変化を見逃さないようにしていきたいと思っています。
まとめ:特別なことではなく続けられることを

健康のために何か特別なことをしているわけではありません。
毎朝の血圧測定や少し多く歩く工夫、体を動かす習慣など、どれも小さなことばかりです。しかし、その小さな積み重ねが今の体調維持につながっているように感じます。
70歳を過ぎると、昨日までできたことが少し難しくなることもあります。それでも自分の体の声に耳を傾けながら、無理をせず続けられることを続けていきたいと思っています。
毎朝靴下を履く時に、立ったまま履くなど意識することでも違ってくると信じています。
この記事が、同世代の皆さんが健康習慣を見直すきっかけになれば嬉しいです。

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