新潟で一泊した翌日は、弥彦神社へ向かいました。
前日に観光案内所で行き方を教えていただき、新幹線で燕三条まで行って、そこから弥彦へ向かう予定です。
弥彦神社をお参りして、ロープウェイにも乗ってみたい。
そんな楽しみを胸にホテルを出発しました。
ところが、この日も予定どおりにはいきません。
弥彦では道に迷い、思いがけない人との出会いもあり、そして帰りには、指定席を取っていた新幹線に乗り遅れるというハプニングまでありました。
一人旅では、計画どおりに進まないこともあります。
それでも、困ったときには人に尋ね、予定を変更しながら、その時その時を楽しむ。
振り返ってみると、ハプニングも含めて楽しい一日でした。
今回は、そんな弥彦神社への一人旅を綴ります。
新潟から弥彦へ。思いがけない出会い


ホテルで朝食を終え、少し早めにチェックアウトしました。
昨日、観光案内所で教えていただいたとおり、今日は弥彦へ向かいます。
弥彦へ行くには、吉田駅で乗り換える予定です。
「燕三条まで新幹線で行ったほうが、時間の節約になるかも?」
そう思い、新幹線で燕三条駅へ向かいました。
燕三条駅に着くと、駅構内のコインロッカーにキャリーバッグを預け、身軽になって電車を待つことにしました。
ベンチに腰を下ろしていると、次の電車の時間が気になってきました。
隣に座っていたご夫婦に、
「吉田駅まで行くのですが、次の電車の時間は……」
と話しかけてみました。
すると、ご主人が、
「時間を調べるなら、Yahoo!乗換案内がいいですよ」
と教えてくださいました。
そこから奥様ともお話が始まり、新潟市内で訪れた場所のことや、これから向かう弥彦のことなど、いろいろな話で盛り上がりました。
「弥彦に行ったら、イカメンチをぜひ食べてください」
と、おすすめまで教えていただきました。



ご夫婦はこれから新潟市内へ向かうとのことで、私とは吉田駅で別れることになります。
すると、別れ際にご夫婦が私のために駅員さんに声をかけ、弥彦へ行く電車の乗り換えについて確認してくださいました。
思いがけない出会いでしたが、そこまで気にかけていただいたことが本当にありがたく、嬉しくなりました。
「一人旅」とはいっても、こうして旅先で人と話し、助けてもらうことがあります。
昨日に続いて、また人の温かさに触れた朝になりました。
弥彦駅に到着。まずは弥彦神社へ




吉田駅でご夫婦と別れ、乗り換えた電車で弥彦駅へ向かいました。
弥彦駅に到着してまず目に入ったのが、神社を思わせるような駅舎です。
駅自体はそれほど大きくありませんが、どこか威厳のある佇まい。
「さすが、弥彦神社の最寄り駅だな」
と思いました。
駅を出ると、弥彦神社へ向かう人たちが歩いています。
私もその人の流れに沿って歩き始めました。
電車の中では、先ほどのご主人が、
「あの山ですよ」
「あのロープウェイで、山の上まで行くんですよ」
と教えてくださっていました。
その言葉を思い出しながら歩いていると、弥彦神社がだんだん近づいてきます。
「いよいよだな」
と、気持ちも少しずつ高まってきました。
弥彦神社の入り口に立つ「一の鳥居」の前で一礼をして、鳥居をくぐります。
参道を進むと、神様が渡る橋と言われている「玉の橋」が見えてきました。
玉の橋を眺めながら表参道を歩き、随神門へ。
随神門をくぐると、その先に弥彦山を背にした弥彦神社の拝殿が見えてきました。
静かで厳かな佇まいに、しばらく見入ってしまいました。
そして、ここまで無事に来られたことに感謝しながら、お参りをしました。
さて、次は楽しみにしていたロープウェイです。
「あの山の上まで行ってみたい」
電車の中でご主人に教えていただいた山を眺めながら、ロープウェイ乗り場を探しました。
弥彦神社をお参りしてロープウェイ乗り場が分からない



弥彦神社の拝殿でお参りを終え、いよいよ弥彦山の頂上へ。
「ロープウェイに乗ってみよう!」
と楽しみにしていたのですが、ここでまた問題が。
ロープウェイ乗り場が分からず、あたりをうろうろしてしまいました。
すると、義援金を集めていたボーイスカウトの方が目に入り、思い切って道を尋ねてみました。
教えていただいたとおり、拝殿の左手へ向かって歩いていくと、無料のシャトルバス乗り場がありました。
このバスに乗れば、ロープウェイ乗り場まで連れて行ってくれるとのこと。
「助かった!」
教えてくださった方に感謝しながら、無料バスに乗り込みました。
実は私、「地図の読めない女」なんです(笑)。
あとから地図を見れば、「どうして分からなかったんだろう?」と思うくらい、ロープウェイ乗り場はちゃんと載っています。
案内板もあったのかもしれませんが、私には見つけることができませんでした。
旅先では、地図を見ながら歩いているつもりでも、目的地が見つからず困ってしまうことがあります。
そんなときは、無理に一人で探し続けず、分かる方に尋ねる。
今回も、親切に教えていただいたおかげで、無事にロープウェイ乗り場へ向かうことができました。
無料バスには20人ほどの乗客とガイドさんが乗っていて、車内では弥彦についての説明を聞きながら、ロープウェイ乗り場を目指しました。
いよいよ、弥彦山の頂上へ向かいます。
楽しみにしていたロープウェイへ


天気もよく、眺めは最高。
ロープウェイは揺れもほとんどなく、遠くまで見渡すことができて、とても快適でした。ガイドさんの説明を聞きながら景色を楽しみました。
展望台を一回りして、さらに奥へ続く道をのぞいてみると、歩いている人が見えました。
「この先も行けるんだ……」と思ったものの、山道を見ると、
「私にはちょっと無理かな?」と、引き返そうとしました。
すると、そこに50代くらいの方がいて、
「行かないんですか? 一緒に行きませんか?」
と声をかけてくださいました。
思いがけないお誘いに、私も一緒に歩いてみることにしました。
ところが、歩き始めてみると、階段はかなり急。
「これは山登りだ!」
と思うほどで、正直なところ、行こうと思ったことをちょっぴり後悔しました(笑)。
それでも一歩一歩進み、ようやく頂上へ。
残念ながら、この日は佐渡まで見渡すことはできませんでした。
でも、山頂から見た景色は素晴らしく、そこまで歩いてきた疲れも忘れてしまうほどでした。
「頑張ってここまで来てよかった!」と思える瞬間でした。
山頂でお参りをして、写真を撮りました。
そしてロープウェイで下りたあと、先ほど一緒に登った方と、弥彦でおすすめと教えていただいた「イカメンチ」を一緒にいただきました。

旅先で出会った方と一緒に山を歩き、その土地の名物まで一緒に食べる。
一人で来たはずなのに、思いがけず楽しい時間を過ごすことができました。
その方は新潟市内へ戻るバスの時間が迫っているとのことで、少し早めに帰られました。
私はその後ものんびりしていたのですが、弥彦駅に戻ってから、あることに気づきました。
「燕三条に戻る電車が、少ない!」そして、さらに青くなりました。
次の電車に乗ったとしても、指定席を取っていた新幹線には間に合わないことが分かったのです。
「どうしよう……」
と考えても、もうじたばたしてもどうにもなりません。
ここはもう、燕三条駅に着いてから考えるしかない。
そう腹をくくって、電車に乗りました。
帰りにまさかのハプニング。新幹線に乗り遅れる



弥彦駅から吉田駅、そして燕三条駅と乗り継ぎ、燕三条駅に到着したときには、すでに予定していた新幹線は出発した後でした。
「さて、どうしよう……」
指定席を取っていた新幹線に乗り遅れてしまったのですから、まずは変更できるか確認しなければなりません。
高崎駅から長野駅までの指定を変更できないかと思い、みどりの窓口を探しました。
ところが、燕三条駅にはみどりの窓口がありません。
3年ほど前に営業を終了し、現在は「話せる指定券売機」が設置されています。
そこで、使ってみることにしました。
今回の指定券は、燕三条から高崎までと、高崎から長野までの区間を取っていました。
確認してみると、乗り遅れてしまった燕三条から高崎までの指定席を変更することはできませんでしたが、高崎から長野までの指定については変更できそうです。
ここで、もう一つ考えました。
「大人の休日パス」の指定席は、期間中6回まで利用できます。すでに4回使っていたので、残りは2回。
高崎から長野までの指定席だけでも変更できれば、残りの1回を使って、帰宅するための東北新幹線の指定席も取ることができます。
それなら、高崎から先だけでも変更しておこう。
そう決めて、「話せる指定券売機」の「呼び出し」ボタンを押しました。
オペレーターの方につながると、指示に従って画面を操作します。
一つずつ操作を教えてもらいながら進めていくと、無事に指定券の発行と変更をすることができました。
「よかった!」
新幹線に乗り遅れてしまったときは、どうなることかと思いましたが、駅員さんの代わりにオペレーターの方に対応していただき、何とか予定を立て直すことができました。
思いがけないハプニングでしたが、こうして一つずつ対処していけば、旅はまだ続けられます。
一人旅では、予定どおりにいかないこともあります。
でも、そんなときこそ、慌てずに「どうすればいいか」を考えてみる。
今回の旅では、そんなことも学びました。
予定どおりにいかないからこそ、思い出に残る

話せる券売機で変更した切符を使い、無事に長野駅に到着。次の日に行こうと思う戸隠や小布施への情報を得るために観光案内所へ行きました。
ホテルへチェックインをして、駅近くのバス予約センターで戸隠へのバスの予約をして、駅ナカにある長寿食堂で食事をすることにしました。
一人旅では、予定どおりにいかないこともあります。
でも、そんなときに人に助けてもらったり、思いがけない出会いがあったりします。
予定どおりに進まなかったからこそ、後になって思い出に残ることもあるのかもしれません。
「話せる指定券売機」で変更した指定券を使い、燕三条駅から高崎駅へ。
そして高崎駅で乗り換え、無事に長野駅まで到着することができました。
新幹線に乗り遅れたときはどうなることかと思いましたが、何とか予定を立て直すことができ、ほっとしました。
長野駅に着いてからは、翌日に行く予定の戸隠や小布施について情報を得るため、まず観光案内所へ向かいました。
その後、ホテルへチェックイン。
部屋に荷物を置いて一息ついたあと、駅近くのバス予約センターへ向かい、翌日の戸隠行きのバスを予約しました。
これで明日の準備もひと安心です。
夕食は、駅ナカの「長寿食堂」へ。
夕食の時間帯ということもあり、かなり混んでいましたが、無事に席を見つけて食事をしました。
こうして、いろいろあった弥彦の一日が終わりました。
一人旅では、予定どおりにいかないこともあります。
道に迷ったり、思いがけず人に助けてもらったり、予定していた新幹線に乗り遅れたり。
でも、そんなときに人に助けてもらったり、思いがけない出会いがあったりするのも旅の面白さなのかもしれません。
予定どおりに進まなかったからこそ、後になって思い出に残ることもあります。
今回の弥彦への一人旅も、振り返ってみれば、ハプニングも含めて楽しい一日でした。
さて、明日は戸隠へ。
どんな一日になるのか、楽しみです。
一人旅に出かける時、荷物はなるべく少なくしたい。私は、大き目のリュックとスマホショルダーバックを持って出かけます。自分の好きなバックを用意して出かけたいですね。
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