最近、高齢者の医療費負担の見直しについての話題を耳にすることが増えました。
「できるだけ医療費は抑えたい」と思う一方で、「我慢して悪化したらどうしよう」と不安になることもあります。
私自身も、なるべく必要最小限の受診を心がけながら、ひどくならないうちに病院へ行くようにしています。
その中で感じたのは、「我慢しすぎず、かかりすぎない」バランスの大切さでした。
この記事では、高齢者の医療費負担の変化を踏まえながら、無理のない病院のかかり方について、私なりの考えをお伝えします。
高齢者医療費負担の見直しとは?

前期高齢者である私は、現在、医療費は2割負担で病院にかかっています。
70歳になったとき、それまでの3割負担から2割負担に変わり、医療費の負担が軽くなったと感じました。
働いていた頃はあまり気にならなかった医療費も、収入が年金中心になると、その「1割の差」が思っていた以上に大きく感じられます。
最近では、この高齢者の医療費について「原則3割負担に引き上げるべきではないか」という議論もあるようです。
医療費は年々増え続けており、現役世代の負担が重くなっていることが背景にあると言われています。私自身も現役で働いていた頃は、仕事を選ぶ際に社会保険に入れる職場を選び、保険料を負担しながら生活してきました。
その中で、できるだけ健康に気を配り、医療に頼りすぎないように心がけてきたつもりです。
だからこそ、医療費の負担のあり方については、さまざまな立場から考えさせられる部分があります。
一方で、年金の受給額は人によって大きく違うにもかかわらず、医療費の自己負担割合は一律で決められている点には、少し違和感を覚えることもあります。
これまで大きな病気をしたことがなく、入院も出産時を除けば一度だけという私だからこそ、そう感じるのかもしれません。
だからこそ私は、普段はできるだけ病院にかからないようにしながらも、体調が悪いときには無理をせず、早めに受診するよう心がけています。
我慢しすぎて悪化させないことも大切だと感じているからです。
日頃から朝の血圧を測ったり、スマートウォッチで体調管理をしたりしながら、必要なときには定期的に医療機関にかかることで、無理のない健康管理を続けています。
医療費が気になると起こりがちなこと

医療費が気になると、病院にかかるのをためらってしまうことがあります。
私自身も、半年に一度の歯科検診を続けていますが、痛みがあるわけではないため、「もう少し先でもいいかな」と思い、予約を延ばしてしまいそうになることがあります。
年金生活になると、2か月に一度の年金の中でやりくりをしている方も多く、医療費が気になるのは自然なことではないでしょうか。
風邪でのどが痛いときなども、「このくらいなら病院へ行かなくても治るかもしれない」と様子を見てしまうこともあると思います。
しかし、高齢になると、症状が軽いうちに対処することが、その後の回復や体への負担を左右することもあります。
私は「いつもと違う」と感じたら、早めにかかりつけ医を受診するようにしています。結果的に軽いうちに治療できれば、長引かせずに済み、医療費や体への負担を抑えられることも少なくありません。
「受診を我慢すること」が必ずしも医療費の節約になるとは限りません。症状が悪化してから治療を受けるほうが、通院回数や治療費が増えてしまうこともあります。
私が心がけている病院のかかり方

とはいえ、我慢しすぎてしまうと、かえって体調を崩し、治療が長引いてしまうこともあります。
そのため私は、「様子を見てもよいもの」と「早めに受診したほうがよいもの」を、自分なりに判断するようにしています。
たとえば、歯の健康は全身の健康にも関わると感じているため、半年に一度の定期検診はできるだけ欠かさないようにしています。
風邪のひき始めであれば、まずは、はちみつやショウガを使った温かい飲み物を飲み、十分な睡眠を取って様子を見ます。
また、鼻炎などは薬剤師さんに相談して市販薬を活用することもあります。膝や腰に軽い痛みを感じたときは、ストレッチや軽い運動で様子を見ることもあります。
それでも症状が改善しないときや、「いつもと違う」と感じたときには、無理をせず、かかりつけ医を受診するようにしています。
『様子を見る』と『受診する』のメリハリをつけることで、安心して医療費とも付き合えるようになりました。



まとめ:大切なのは“ちょうどいい受診”

医療費が気になると、「できるだけ病院に行かないように」と考えてしまいがちです。
けれども、我慢しすぎて体調を崩してしまっては、本来なら軽いうちに済んだ治療が長引き、結果として医療費や体への負担が大きくなってしまうこともあります。
大切なのは、「必要なときには受診し、様子を見てもよいときは落ち着いて判断する」という、自分なりのバランスを持つことではないでしょうか。
私自身は、お薬手帳で薬の残りを確認しながら受診のタイミングを考えたり、飲み忘れなどがあったときには、そのことを医師にきちんと伝えたりするようにしています。また、予防接種も同じかかりつけ医にお願いすることで、自分の体の変化を相談しやすい環境を大切にしています。
年齢を重ねるほど、医療との付き合いは長くなります。だからこそ、「病院に行く・行かない」の二択ではなく、自分の体調や生活に合わせて上手に付き合っていくことが大切だと感じています。
無理をせず、でも我慢しすぎない。その”ちょうどいい距離感“を見つけながら、これからも自分の体と向き合っていきたいと思います。
この記事が、同じように医療費や受診のタイミングで悩んでいる方の参考になればうれしいです。



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