72歳の私も共感した、林真理子さんの「70代の生き方」

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シニアの暮らし
オクラの花が咲きました。

最近、林真理子さんの本が話題になっていると知り、気になって本屋さんで読みました。

タイトルは『80代になるとたいていボケるか死ぬ。70代は神様から与えられた特別な時間』。

タイトルを見たときは、なんとも大胆なタイトルだなと思いました。でも、読み進めてみると、「ああ、私もそう思う」と感じることがいくつもありました。

72歳になった私も、仕事をしたり、ジムに通ったり、一人旅を楽しんだり、ブログを書いたり……まだまだやってみたいことがあります。

もちろん、若い頃と同じようにはいきません。できなくなったこともあります。

だからこそ、今できることを楽しむ。

林真理子さんの本を読んで、私がこれまで70代を過ごしてきて感じたことと重なる部分が多く、改めて「70代って、思っていたより楽しい時間なのかもしれない」と思いました。

今回は、本の詳しい書評ではなく、72歳の私がこの本を読んで感じたことを書いています。

「自分の老いを知る」

ちょっとしたことから、自分の老いを感じることがあります。

林真理子さんは、肉団子を落として白い服を汚してしまったことから、自分の老いに気づいたそうです。

老いを感じる瞬間は、人それぞれなのかもしれません。

私も、通りすがりに知り合いに会ったとき、その方の名前が思い出せず、「こんにちは。お元気でしたか?」と声をかけるのが精いっぱい。その先の会話が続かないことがあります。

鏡を見ると、以前より増えたしわに気づき、がっかりすることもしばしばです。

「きっと忘れるだろう」と自覚するようになってからは、メモを取ることも増えました。

こうして考えてみると、私は少しずつ変化しているのだと思います。

でも、老いを感じたからといって、ただ嘆いているわけではありません。

体力についても、以前のように「もっと筋肉をつけよう」「体力をつけよう」と考えるのではなく、今あるものをできるだけ減らさないことを大切にしています。

私がジムに通っているのも、今の体力を維持することが目的です。

筋肉や骨量は、そう簡単には増えません。だから、「増やす」ことだけを目標にするのではなく、「減らさない」ことを目標にして、筋トレを続けています。

老いは、ある日突然やってくるものではなく、日々の小さな変化の中で少しずつ気づいていくものなのかもしれません。

だからこそ、自分の変化に気づいたら、「もう年だから」とあきらめるのではなく、今の自分にできることを考えていきたいと思っています。

老いを感じることは、できなくなったことを数えることではなく、今の自分を知ることなのかもしれません。


80代になるとたいていボケるか死ぬ。70代は神様から与えられた特別な時間 (幻冬舎新書)

林真理子さんの本を立ち読みして

本屋さんで立ち読みをすることは、よくあります。

林真理子さんの『80代になるとたいていボケるか死ぬ。70代は神様から与えられた特別な時間』も、「買おうか、どうしようかな」と思いながら、立ち読みをしていました。

そんなとき、8月11日の「山の日」に、普段はあまり見ないテレビのモーニングショーを見ていたら、林真理子さんがゲストとして出演されていました。

「あ、この本を書いた林さんだ」と、急に本が身近に感じられました。

この本は幻冬舎新書から2026年5月27日に発売され、好調な売れ行きだそうです。

私も70歳を過ぎてから、「これからどうしたら元気で過ごせるだろう」と考えることが増えました。

私が出した答えの一つが、仕事をして社会と関わり続けることです。

今も仕事を続けていますが、働くためには、やはり体力が必要です。

だから私は、ジムで筋トレを続けています。

筋肉をつけて若い頃の体力を取り戻したいというより、仕事を続け、元気に人と関わっていくために、今の体力をできるだけ維持しておきたいと思っているからです。

林さんの本にも、「仕事は辞めないこと」という趣旨のことが書かれていたように記憶しています。

仕事をしていると、年齢の違う人たちと接する機会があります。若い人と話したり、一緒に仕事をしたりすることも、私にとっては刺激になります。

仕事そのものだけでなく、社会とつながっているという感覚が、元気でいるための力になっているのかもしれません。

もちろん、誰もが何歳までも働けるわけではありません。でも、元気なうちは働きたい、誰かと関わっていたいと思うシニアは、少しずつ増えているような気がします。

林真理子さんの本を立ち読みしながら、「70代をどう過ごすか」ということを、私自身も改めて考えてみました。

70代は、できなくなったことを数えるだけの年代ではありません。

今の自分にできることを大切にしながら、仕事をしたり、人と話したり、体を動かしたり。

そんな毎日を積み重ねていくことも、70代を元気に過ごす一つの方法なのかもしれません。

「70代は特別な時間」という言葉に引っかかった

私も70代になって、以前とは少し違う時間の流れを感じています。

できないことも少しずつ増えていますが、できることもまだまだたくさんあります。

80歳になったとき、今と同じように元気でいられる保証はありません。でも、だからこそ、今のこの時間を大切にしたい。

林真理子さんが言われる「70代は神様から与えられた特別な時間」という言葉が、私の心に残りました。

そんなことを考えていた山の日の昨日、遠くへお嫁に行った友人と会う機会がありました。

その友人は、以前の職場で出会った先輩です。娘とほぼ同じ年齢の方ですが、当時から親しくしていただき、今でも時々連絡を取り合っています。

久しぶりに会ったので話が弾み、とても楽しい時間を過ごすことができました。

可愛らしいお子さんにも会うことができ、一緒におしゃべりをしていると、時間はあっという間に過ぎていきました。

帰る頃には、「こういう時間も、私にとっての特別な時間なのかもしれない」と思いました。

70代になると、自分の老いを感じることもあります。でもその一方で、子どもや孫の成長を見たり、久しぶりの友人と再会したり、新しい人と出会ったりする楽しみもあります。

その時々でしか味わえない幸せがあるのだと思います。

「いつまでも元気でいたい」と思うのは、ただ長生きしたいからではありません。

これからも、会いたい人に会い、行きたいところへ行き、やってみたいことを楽しみたい。

だから、次に友人と会う日まで元気でいたいなあと思いながら、帰ってきました。

70代は、これから先のことを心配するだけではなく、今だからこそ楽しめる時間を大切にする年代なのかもしれません。

本を読んで「私もそう思う」と感じたこと

本のタイトルにある「80代になるとたいていボケるか死ぬ」という言葉は、ちょっと過激です。

でも、そうなりたくないと思うからこそ、80代を迎えるまでの70代をどう過ごすかが大事なのだと感じました。

私自身も、70代になってから新しく始めたことがあります。

昨年からピアノを始め、一人旅も続けています。そして、これからも元気に動ける体でいたいと思い、ジムでの筋トレも続けています。

「やってみたい」と思ったことは、できるだけやってみる。

いつでもできると思って先延ばしにしていると、いつの間にかできなくなってしまうこともあるかもしれません。

だから、今できることは今のうちに楽しみたいと思っています。

本の中には「貯金を崩すのはまだ早い」という趣旨の話もありました。

これについても、私も同じように考えています。

決して多くはない貯蓄ですが、今はできるだけ崩さず、これから働けなくなったときのために残しておきたい。そして、働けるうちは働いて、少しでも蓄えを増やしておきたいと思っています。

もちろん、どんな選択をするかは人それぞれです。

私自身、仕事を探しているときには、ハローワークや面接の場で、年齢を見られていると感じることもありました。

でも、「人は人、私は私」です。

「まだ仕事をしたい」と思って応募し、その結果、採用していただいて、今も働くことができています。

だから、自分で「もう70歳だから無理」と決めつけないようにしたいと思っています。

もちろん、年齢によってできないことは出てきます。でも、やってみなければ分からないこともあります。

ジムで出会った方と話をしていると、「まだ働いている」という方もたくさんいます。

中には「もう後期高齢者なんですよ」と笑いながら話してくださる方もいます。

「楽しむために働いて、旅行に行く」と話している方もいて、「私もこんなふうに年齢を重ねていきたいな」と思わせてもらいます。

ジムに行くと、体を鍛えるだけではなく、いろいろな年代の方と話すことができます。

そんな人との出会いも、私がジムに通い続ける楽しみの一つです。

70代だからこそ、できることもまだまだあります。

「もう70歳」ではなく、「まだ70歳」。

これから何年、今のように元気でいられるかは分かりません。

だからこそ、今やりたいことを楽しみながら、自分で自分の可能性を狭めない70代を過ごしたいと思っています。

70代になって「無理をしない」ことも大切になった

70代になった今、できないことは少しずつ手放しながら、それでも「やりたい」と思ったことは、できるだけあきらめずに続けていきたいと思っています。

若い頃と同じように頑張るのではなく、今の自分にできることを考える

それも、70代を元気に過ごすためには大切なことなのかもしれません。

私にとっての「特別な時間」は、決して特別な出来事ではありません。

朝起きて、今日も一日が始まること。

仕事に行けること。

ジムで体を動かせること。

次はどこへ旅行に行こうかと計画を考えること。

そして、ブログを書いて、読んでもらえること。

そんな小さな楽しみの一つ一つが積み重なって、今の私にとっての「特別な時間」になっているのだと感じています。

先日、40代の別の友人と会いました。

その友人は、両親の介護のために仕事を辞めたそうです。一人っ子なので、「自分しかいないから、今できることをしている」と話していました。

同じ年代でも、それぞれに置かれている状況は違います。

やりたいことがあっても、家族のために今はできないこともあるでしょう。

だから、「70代はこう生きるべき」と決めつけることはできません。

私自身も、これから先、今までと同じように生活できるとは限りません。

ジムでは、いろいろな方と話す機会があります。

若い方、同年代の方、一人暮らしをしている方など、さまざまです。

健康の話になることも多く、白内障の手術を経験した方から、「この病院がよかったよ」と教えてもらったり、「評判のいい先生がお辞めになったよ」といった話を聞いたりすることもあります。

こうした何気ない会話も、これから年齢を重ねていく私にとっては貴重な情報です。

また、一人暮らしを楽しんでいる方の話を聞いたり、「働いて、そのお金で旅行に行くのが楽しみ」と話す方の話を聞いたりするのも楽しいものです。

「私もこんなふうに年齢を重ねたいな」と思える方に出会えることもあります。

人それぞれ、暮らし方も楽しみ方も違います。

だからこそ、人の話を聞くことで、「こんな生き方もあるんだ」と気づかされることがあります。

70代になった今、私は筋トレを続け、旅行を楽しみ、仕事もできるうちは続けたいと思っています。

でも、何でも頑張ればいいわけではありません。

無理をしすぎず、できなくなったことは少しずつ手放す。

その一方で、やりたいことはあきらめず、今できることを楽しむ。

そんなふうに過ごしながら、できれば元気な80代を迎えられたらいいなと思っています。

今の私にとっては、それが「特別な時間」を大切にするということなのかもしれません。

まとめ:70代だからこそ楽しめる時間を大切に

オクラの花が咲きました。

「たいていのことは、生きていれば解決できる」という林真理子さんの言葉は、これからの私にとって、一つの指標になりそうです。

70代をどう生きるかは、人それぞれです。

仕事を続ける人もいれば、仕事を辞めてゆっくり過ごす人もいる。家族のために時間を使う人もいれば、自分の好きなことを楽しむ人もいます。

大切なのは、誰かと比べるのではなく、その時の自分にできることを楽しむことなのかもしれません。

私自身、60代では母が倒れ、病院や施設を探すことに追われた時期がありました。

それを思うと、今の70代は、少し自分のために時間を使えるようになったと感じています。

仕事をしたり、ジムに通ったり、一人旅をしたり、ピアノを始めたり、ブログを書いたり。

どれも、若い頃には考えもしなかった「今の私の楽しみ」です。

80歳になったとき、今と同じように元気でいられる保証はありません。

だからこそ、先のことを心配しすぎるのではなく、今できることを大切にしたい

できなくなったことは少しずつ手放し、やりたいことはあきらめずに続ける。

70代だからこそ楽しめることも、きっとまだまだあります。

林真理子さんの本をきっかけに、これからの70代をどう過ごしたいのか改めて考えることができました。

私にとっての「特別な時間」は、何か特別なことが起きる時間ではなく、今日も元気に一日を過ごせること、そして、その中に小さな楽しみを見つけられる時間なのかもしれません。

これからも無理をせず、自分らしく、70代の「特別な時間」を楽しんでいきたいと思います。

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