一人旅に興味はあるけれど、不安もある。
そんな方も多いのではないでしょうか。
私も最初は、乗り換えやホテル、荷物など心配ばかりでした。でも、少しずつ準備の仕方を覚えてからは、一人旅がぐっと気楽になりました。
今は仕事を始めたばかりで、しばらく長い旅行には行けません。それでも、次の旅を思い浮かべながら情報を集めたり、持ち物を見直したりする時間も楽しみのひとつです。
今回は、70歳を過ぎて一人旅を続けてきた私が実践している「旅を楽しむための準備」と「安心して出かけるコツ」をご紹介します。
一人旅は準備を始めた瞬間から始まる

次はどこへ行こうかな、と考えながら、本屋さんで『るるぶ』や『ことりっぷ』などの旅行雑誌を眺める時間が好きです。
行き先が決まったら雑誌を購入し、気になる神社や観光地、おいしそうなお店などに付箋を貼っていきます。「ここも行ってみたい」「この景色を見てみたい」と想像を膨らませる時間も、一人旅の楽しみのひとつです。
実は私は、地図を読むのがあまり得意ではありません。それでも、駅の観光案内所で教えていただいたり、駅員さんやお店の方に道を尋ねたりしながら歩いています。
「たぶんこの方向かな」と歩いていると、予定にはなかったお店や公園、小さな神社を見つけることもあります。そんな偶然の出会いも、一人旅ならではの楽しさです。
地図は苦手でも、方向音痴ではないので、意外と何とかなります。(笑)
一人旅は、自分の思いつきで予定を変えられる自由さがあります。その日の気分で寄り道をしたり、気になる景色に足を止めたりできるのも、一人旅ならではの魅力だと感じています。
私にとって一人旅は、家を出る日から始まるのではありません。本屋さんで旅行雑誌を手に取り、「次はどこへ行こうかな」と考え始めた瞬間から、もう旅は始まっています。
行き先は「無理をしない」が一番

近くへの日帰り旅も良いけれど、少し遠くへ出かけるときには、私はできるだけのんびり、ゆったり歩きたいと思っています。
そのため、2日くらいは同じホテルに泊まり、美味しいものを食べたり、事前に調べて見つけた「行ってみたい場所」へ出かけたりします。
函館では五稜郭の近く、長野では善光寺の近くのホテルを選びました。
歩いて行ける範囲に観光地があると、移動がとても楽です。疲れたらホテルに戻って休憩できますし、朝早く起きて、まだ人の少ない街を散歩することもできました。
ホテルを選ぶときには、「行きたい場所に近いかどうか」も大切なポイントにしています。
旅行雑誌を買ったときには、行ってみたい場所に付箋をたくさん貼ります。あれもこれも行ってみたいと思うのですが、実際に予定を組むときには、詰め込みすぎないようにしています。
「ここは絶対に行きたい」という場所をいくつか決めて、それ以外は「時間があれば行ってみよう」くらいにしています。
せっかく遠くまで来たのだからと、欲張って予定を詰め込んでしまうと、疲れてしまいます。
無理をして歩けなくなったり、体調を崩したりしては、せっかくの旅が楽しめません。
一人旅だからこそ、その日の体調や気分に合わせて予定を変えられます。
「今日はここまで」と思ったら、予定を残してホテルに戻る。それくらいの余裕を持っておくことも、70代の一人旅には大切なのだと思っています。
全部を見て回らなくてもいい。
また来ればいい。
そう思うと、旅先でも気持ちに余裕が生まれます。
旅先で歩くために、普段から体力を落とさない

仕事を続けるためにも、一人旅を楽しむためにも、体力づくりは大切だと思っています。
私はジムに通っていますが、ジムで筋トレをするだけではありません。
普段から、できるだけ階段を使い、エレベーターは使わないようにしています。近い場所なら歩いて行くなど、「なるべく歩く」ことも意識しています。
そのためか、普段の歩数は1万歩を超える日も多くあります。
旅行に行くためには、歩く体力だけでなく、体調を整えておくことも大切です。
食事では、たんぱく質を意識してとるようにしています。そして、疲れたと感じたら無理をせず休む。毎日の小さな積み重ねを大切にしています。
旅先では、普段よりたくさん歩くことになります。
旅行に持っていくものの一つに、薬局で購入した鎮痛剤もあります。私は歩いた後にストレッチをして、できるだけ翌日に疲れを残さないようにしています。それでも足などに痛みを感じたときには、普段使っているものを持参しておくと安心です。
もちろん、薬を使う場合は用法・用量を守ることも大切です。
以前は、「旅行に行ったらたくさん歩けるかな」と心配することもありました。でも、普段から歩いたり体を動かしたりしていると、「これなら旅先でも歩けそう」と少し自信が持てます。
旅行を楽しむためには、元気でいること。
これが、私が一人旅を楽しむために普段から気を付けていることの一つです。
「また旅に出たい」と思う気持ちが、日々体を動かす励みにもなっています。
一人だから自由に楽しめる

旅行先での予定は、あってないようなもの。
もちろん、行きたい場所や大まかな予定は決めて出かけます。でも、予定を全部こなそうとは思っていません。
「風任せ、運任せ」とまではいきませんが、その日の体調や天気を一番に考えて、行きたいと思ったところへ行く。疲れたら、途中で見つけたカフェで休憩したり、早めにホテルに戻ったりします。
知らない町を歩くだけでも、いつもの生活とは違う景色が見えて、旅気分を味わえます。
旅先に着いたら、まず観光案内所に立ち寄るようにしています。旅行雑誌ではわからなかった情報を教えてもらえたり、地元の方から「ここもいいですよ」と思いがけない場所を教えていただいたりすることがあります。
函館では、出会った方から「大沼公園が良かったですよ」と聞き、予定にはなかったのですが、行ってみることにしました。
こうした予定外の出来事も、一人旅の楽しみです。
誰かと一緒の旅行なら、「次はどこへ行く?」と相談しなければなりません。でも、一人なら自分が「行ってみたい」と思ったら、そのまま行動できます。
疲れたら休む。
予定を変更する。
気になる場所があれば寄り道する。
すべて自分次第です。
そして、一人旅の楽しみは、観光している時間だけではありません。
夕飯を終えたらホテルに戻り、写真を整理したり、お風呂に入ってのんびりしたり。持参したシートパックでケアをしながら、ベッドで読書を楽しむこともあります。
こうして一人で過ごす夜も、私にとっては旅の楽しみの一つです。
2日間、同じホテルに泊まるようにしているのも、疲れたときにすぐ休めることと、毎日荷物を持って移動する時間をなくしたいからです。
駅の近くのホテルを選んでおけば、翌日になって「今日はここへ行ってみよう」と思ったときにも移動しやすい。
朝は少し早く起きて身支度を整え、天気を確認してから、その日の予定を考えます。そして、早めに朝食をとって、まだ人の少ない街へ出かけます。
旅の予定をきっちり決めすぎない。
その日の自分に合わせて、行きたいところへ行く。
それができるのが、一人旅の良さなのだと思っています。
一人旅というと、「一人で寂しくないの?」と聞かれることがあります。でも、私にとって一人旅は寂しい時間ではありません。知らない町を歩き、知らない人と少し言葉を交わし、自分の好きなように時間を使う。そんな自由な時間を楽しんでいます。
まとめ 一人旅は、次の旅を考えるところから始まっている

一人旅は、家を出るときから始まるのではなく、「次はどこへ行こうかな」と考え始めた瞬間から始まっているのかもしれません。
今は仕事があり、しばらく遠くへは行けません。それでも、本屋さんで旅行雑誌を眺めたり、地図を見ながら「ここへ行ってみたいな」と思いを巡らせたりする時間は、私にとって小さな幸せです。
元気なうちに、また新しい景色に出会いたい。
そんな気持ちを持ちながら、普段から体を動かしたり、体調を整えたり、次の旅の準備を少しずつ続けています。
実は今も、次の「大人の休日パス」でどこへ出かけようかと、本屋さんで旅行雑誌を見ています。
行ってみたい場所はいろいろあって、なかなか決まりません。でも、あれこれ迷いながら考える時間も楽しいものです。
次の旅に出かけたら、またその旅の様子を記事にしたいと思っています。
一人旅では、自由に楽しむことと同じくらい、安心して出かけるための準備も大切にしています。
出かけるときには、家族に旅行先や日程を伝えておきます。持ち物の中には、お薬手帳と常備薬も忘れずに入れています。常備薬は、旅行の日数分に加えて、念のため1日分多く持っていくようにしています。
家族に予定を伝えておくと、自分自身も安心して旅を楽しめます。
そして、旅から帰ったら、撮ってきた写真を整理して、LINEのアルバムにまとめて家族に送ります。
「楽しんできたんだね」と喜んでもらえると、私も嬉しくなります。
一人で出かけるけれど、一人だけで旅をしているわけではない。
そんなふうに感じることもあります。
これからも無理をせず、自分の体調と相談しながら、行きたいと思ったところへ出かけたい。
「また旅に出たい」と思えることも、元気に暮らすための大きな楽しみの一つです。
次はどこへ行こうかな。
そう考えながら、今日も次の旅を楽しみにしています。
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