70代、これからどこに住む? 古い持ち家と住み替えの悩み

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シニアの暮らし

ある日、天井にシミができているのに気づきました。

「もしかしたら、雨漏りかもしれない」

築40年ほどになる我が家。これまでも手を入れながら暮らしてきましたが、今回は屋根の修繕を考えることになりました。

業者に屋根の状態を見てもらい、修繕方法について説明を受けると、気になるのは費用のことだけではありません。

「この家に、これからどれくらい住み続けるだろうか」

思い切って住み替えるという選択肢もあります。でも、賃貸で暮らすなら、毎月の家賃を払い続けていけるのかという心配もあります。

今は仕事をしていますが、仕事を辞めた後のことを考えると、持ち家に住み続けるのか、便利な場所へ住み替えるのか、簡単には答えが出ません。

屋根の修繕をきっかけに、70代からの住まいについて考えることになりました。

天井のシミを見つけた

新潟・長野旅行から帰る日、千葉では豪雨となり、東北新幹線も止まるなど、大変な状況になっていました。

私は新幹線の時間を午後にしていたため、無事に帰宅することができました。

家に帰ると、旅の疲れもありましたが、「あれだけ雨が降ったけれど、家は大丈夫かな?」と、天井を見上げました。

古くなった家なので、雨が続くと、どうしても心配になります。

すると、天井にシミがあることに気づきました。

「雨漏り? どうしよう……」

以前、隣の家の屋根を修理した業者さんに連絡し、屋根の状態を見てもらい、見積もりを取ることにしました。

築40年ほどになる古い家です。

屋根の状態によっては、塗装だけでは長く持たせることが難しいかもしれないとのこと。

屋根の上に新しい屋根を重ねる「カバー工法」という方法もあるそうですが、塗装に比べると費用はかなり高くなります。


雨漏り修理のプロが教える 屋根 ・外壁のメンテナンス: 我が家の補修で失敗しない方法

屋根を直す?それとも住み替える?

家族や友人に屋根のことを相談すると、いろいろな意見が返ってきました。

「そんな大きなお金を使わずに、賃貸に引っ越したほうがいいのでは?」

「とりあえず塗装で何とかならないの?」

「一社だけで決めずに、相見積もりを取ったほうがいいよ」

「何社かに聞いてみたら?」

なるほど、と思う意見ばかりです。

ところが、実際に業者さんに話を聞いてみると、また悩みます。

「カバー工法なら30年以上持つ」という話がある一方で、「塗装でも大丈夫」という業者さんもいます。

反対に、「カバー工法でないと難しい」と言われることもあり、素人の私には、どれが正しいのか判断するのが難しいのです。

家族からは、

「塗装で済むのなら、とりあえず塗装で直したほうがいいのでは?」

と言われました。

友人からは、

「今、大きなお金を使うべきではない」

「賃貸に引っ越したほうがいい」

「でも、民間の賃貸住宅は高齢になると借りにくいのでは?」

など、さまざまな意見が出ました。

みんな私のことを考えて言ってくれているので、ありがたいことです。

でも、いろいろな意見を聞けば聞くほど、私はどうしたらいいのかわからなくなってしまいました。

そして、ここで初めて、「屋根を直すかどうか」だけではなく、これからの住まいそのものについて考え始めたのです。

住み替えを考えても、引っ越しにはお金がかかります。

賃貸なら毎月の家賃を払い続けなければなりません。

新しい家を購入するという選択肢もありますが、それにもまとまった資金が必要です。

「いったい、私はどうしたらいいのだろう?」

今のところ、まだ答えは出ていません。

70代、住み替えるには少し遅い?

合い見積もりを取りました。

持ち家なので、毎月の家賃を払う必要はありません。

長年住んできた家には愛着もあります。

けれど、築40年ほどになると、屋根だけでなく、これから先もいろいろな場所の修繕が必要になるかもしれません。

それだけではありません。

我が家は駅から遠く、買い物にも不便な場所にあります。バスなどの公共交通機関も便利とはいえません。

今は車を使うこともできますし、歩くこともできます。

でも、年齢を重ねたとき、今と同じように暮らせるでしょうか。

「もう少し便利な市内に住み替えたほうがいいのではないか」

そんなことも考えるようになりました。

けれど、住み替えれば、それで安心というわけでもありません。

これまで暮らしてきた場所を離れて、知り合いのいない新しい環境になじめるだろうか。

もし、そこで体調を崩したら、どうすればいいのだろう。

考えれば考えるほど、簡単には決められなくなります。

今は仕事をしているので、屋根の修繕費を払えないわけではありません。

でも、これからこの家に何年住み続けることができるのか。

体力のこと、これからの健康のこと、認知機能のことなどを考えると、「あと10年は大丈夫」と簡単に言い切ることもできません。

そう考えると、今ここで大きなお金をかけて屋根を修繕することが、本当に良い選択なのか迷ってしまいます。

かといって、すぐに住み替える決心もつきません。

屋根をどうするかという小さな問題から始まったはずなのに、いつの間にか「これからどこで暮らすのか」という、大きな問題を考えることになりました。

今の私には、まだ答えが出ていません。

今は働いているけれど、仕事を辞めた後は?

屋根リフォームの基礎知識:工事の種類と費用相場を解説 | 豊中市のリフォーム会社 【ゆきプロ】大阪府北摂、兵庫県東部対応

今は仕事をしながら、ジムに通い、ブログも書いて、充実した毎日を送っています。

仕事があることで収入が得られるだけでなく、人と接する機会があり、生活にも張りがあるように感じています。

けれど、仕事を辞めた後は、年金を中心とした生活になります。

そう考えると、これから家の修繕にどこまでお金をかけてよいのか、考えてしまいます。

今は払える修繕費でも、仕事を辞めた後の生活を考えると、大きな出費をしてしまってよいのか迷います。

では、住み替えて賃貸住宅で暮らしたらどうでしょう。

家賃は決して安くありません。毎月の家賃を払い続けることができるのか、これから家賃が上がる可能性はないのか。長く暮らすことを考えると、それも不安になります。

そして、お金のことだけではありません。

今の場所なら、困ったことがあったときに助けてくれそうな人の顔が何人か思い浮かびます。

もし同じ市内でも、今とは違う場所に住み替えたらどうでしょう。

新しい環境で知り合いをつくることができるかもしれませんが、体調を崩したときなど、いざというときに頼れる人が見つかるかどうかはわかりません。

便利な場所に住むことと、安心して暮らせることは、必ずしも同じではないのかもしれません。

今の生活を楽しむことも大切です。

一方で、仕事を辞めた後の生活や、これから年齢を重ねていくことも考えておかなければなりません。

今を楽しみながら、将来にも備える。

その両方を考えなければならないことが、70代になった今の難しさなのかもしれません。

相見積もりを取ってわかったこと

A senior woman looks out of the window at home

天井のシミを見て「屋根を直すしかない」と思い、見積もりをお願いしました。

けれど、話を聞いているうちに、だんだん迷いが出てきました。

以前、トイレが壊れたときにも、古い製品だったため、部品が一つ足りないだけで修理ができないと言われたことがあります。

そのときも、「古い家では、こういうことがあるのか」と驚きました。

築40年ともなると、屋根だけではなく、これから先もいろいろな場所の修繕が必要になるかもしれません。

今回の屋根の修理も、「これからこの家にどこまでお金をかけていくのだろう」と、考えるきっかけになりました。

まとめ|まだ答えは出ていない

電車に乗るためには、畑の中を歩いて30分かかります。

今回、相見積もりを取ったことで、わかったことがいくつかあります。

まず、気になっていた天井のシミです。

天井裏まで見てくれた業者さんによると、雨漏りの跡はなく、どうやら結露によるものとのことでした。

「雨漏りだったらどうしよう」と心配していたので、これは少しほっとしました。

屋根については、何社かに見積もりをお願いしました。

カバー工法については、多少の金額の違いはありましたが、工事の内容は大きく変わりませんでした。

ただ、だからといって、すぐに工事を決めたわけではありません。

今すぐ住み替えるのか、この家を修繕して住み続けるのか。

まだ結論は出ていません。

見積もりについては、1か月ほどの期間内に結論を出せばよいとのことなので、もう少し時間をかけて考えてみようと思っています。

今は仕事をしているので、修繕費を払えないわけではありません。

それでも、仕事をいつまで続けられるのかはわかりません。

これから先、家にどこまでお金をかけるのがよいのか。

住み替えるなら、毎月の家賃を払い続けていけるのか。

今の家に住み続けるなら、これから必要になる修繕費はどのくらいになるのか。

考えれば考えるほど、簡単には答えが出ません。

大きなお金を今使うことへの抵抗もあります。

でも、目先の費用だけで決めるのではなく、これから自分がどんな暮らしをしたいのか、仕事を辞めた後はどう暮らしていきたいのかも考えながら、納得できる結論を出したいと思っています。

70代になった今、住まいについて改めて考える機会になりました。

まだ答えは出ていません。

だからこそ、焦らずに、これからの暮らしにとって何が一番よいのかを考えていこうと思います。

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