脱脂粉乳の世代の私、牛乳は大の苦手。そのため、ほとんど飲むことはありませんでしたが、3年前に骨粗鬆症と診断され、危機感を覚えてからどうしたら骨量を増やせるか調べたところ、カルシウムの吸収率の重要性を知り、苦手だった牛乳を飲む習慣を少しずつ始めました。
ロコモにならないようにしたい
年齢を重ねることで筋力が低下し、関節や脊椎の病気を発症することで、運動器の機能が衰え、立つ・歩くといった移動機能が低下した状態のことを指すそうです。
骨粗しょう症は、ロコモの3大疾患の1つで、変形性膝関節症、脊柱管狭窄症があるそうです。
以下のような症状がある場合、ロコモの可能性があるそうなので、チェックしてみてくださいね。
- 片足で靴下が履けない
- 家の中でつまずいたり、滑ったりすることが増えた
- 階段の上り下りに手すりが必要
- 15分間、休まずに歩き続けるのが難しい
- 家の中で少し重い仕事(掃除機をかける、布団を上げ下げするなど)ができない
- 買い物で、牛乳パック2本分(約2kg)の荷物を持つのがつらい
- 横断歩道の青信号が変わる前に渡りきれない
これらに当てはまる項目が増えてきたら、ロコモを予防・改善するための対策が必要かもしれません。
レントゲン検査の結果は

先日の骨粗鬆症の検査は、「手のひらのレントゲン」でした。
3年前の骨密度は、0.457(g/㎝²)対若年比は、71%、対年齢比は、91%で、今回は、2.14(mmAI)対若年比が、74.8%、対年齢比は、94.3%でした。
先生の説明では、対若年比は「70%だからまあまあだけど、本当なら80%は欲しい、ビタミンdを飲んでいるから、改善されつつあるのかも、出来るだけ日に当たって歩くように」というお話でした。継続して頑張るしかありませんね。
これからも元気に過ごすためにも、出来るだけカルシウムとビタミンdを摂って、骨粗鬆症を改善したいですね。
検査法は、私は手のひらのレントゲンでしたが、他にも方法があるようです。DXA法(デキサ法)、超音波法、と今回私が受けたMD法でした。
デキサ法は、全身の骨の状態を測ることが出来るそうで、超音波法は、X線を使用しないため、妊婦さんでも検査出来るそうです。
摂るべき栄養と食品

- カルシウム 牛乳や乳製品、小魚、小エビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品
- ビタミンd サケ、ウナギ、サンマ、メカジキ、イサキ、カレイ、シイタケ、きくらげ、卵
- ビタミンK 納豆、ほうれん草、小松菜、ニラ、ブロッコリー、サニーレタス、キャベツ
ビタミンdって、きのこだと思っていましたが、魚にも含まれているのですね。納豆や豆腐は良く食べているけれど、バランスよく食べるように心がけないといけませんね。
最近は、練り物のちくわや、カニカマ、魚のソーセージもよく食べています。
牛乳は好きではないけれど、骨を丈夫にするためのクスリだと思って、毎朝コップ1杯飲んでいます。最近よく食べているサバ缶もかなり良さそうです。
破骨細胞と骨芽細胞
細菌では、エレベーター前やバス停などでよく見かけるようになった『かかと落とし』をすることで、破骨細胞が骨を丈夫にしてくれる働きがあるそうです。
骨は、毎日新陳代謝を繰り返している、破骨と造骨のバランスが問題。
骨の中には、「破骨細胞」と「骨芽細胞」とがあり、破骨細胞が古くなった骨を溶かし(骨吸収)、骨芽細胞がカルシウムなどを付着させて骨を造り(骨形成)ながら元通りに修復するそうな。
加齢やホルモンの乱れからこのバランスが崩れて、破骨細胞による「骨吸収」が「骨形成」を上回るようになると、骨量(骨密度)が減ってしまうらしい。
片足立ちも良い

近所を散歩途中で体操をする女性を見かけました。気持ちはわかる、みんな頑張っていますね。
片足立ちは、両足にかかる体重を片脚にのせることで、両足立ちの倍の負荷を与えることができて、骨を丈夫にすることが出来るそうです。転ばないように手すりを使って、片足立ちを家の中でやっています。
片足立ちは、バランス効果もきたえられるので、転倒防止にも役に立つそうです。
ジムではバレトン(バレエや、ヨガ、フィットネスなどを組み合わせた有酸素運動)をしています。バランスを取るのも難しいけれど、体幹を鍛えて転ばないように気を付けながら、片足で立つ時間を少しづつ長く出来るように頑張っています。
まとめ:健康に年を重ねるために
骨粗鬆症になると、骨がスカスカになり骨折しやすくなるそうです。
健康な老後には、転ばないようにすることと、転んでも骨折しないような骨づくりをしていきたい。カルシウムやビタミンdをしっかり摂って、骨密度の検査を受けて、骨を丈夫にしていきたいと思います。身体に良いと言われるものを食べるようにして、元気に過ごしたいですね。
薬を出すだけではなく、定期的に検査をしてくれるお医者さん選びも大事。かかりつけ医にしっかり診て頂いて改善させていきましょう。
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