スマホだけで大丈夫?固定電話を手放す前に知っておきたい詐欺対策と安心サポート

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シニアあるある

スマホだけで充分と思って固定電話を解約したものの、「番号が分からない」スマホが見つからない、時など、ちょっぴり後悔することも・・。
この記事では、私が実際に固定電話を使っていたときに行っていた詐欺対策の工夫や、高齢者向けのサポートサービスについてご紹介します。
留守電やナンバーディスプレイの活用方法、NTTが提供する見守りサービスなど、解約前に知っておくと安心できる情報をまとめました。
固定電話を手放す前に、ぜひ一度読んでみてください。

固定電話、やめてスッキリ…でも「いざという時」がちょっと不安に?

「ほとんど使っていないのに、毎月料金がかかるのはもったいない」――そんな思いから、私は固定電話を解約しました。使うことも少なくなり、スッキリした気持ちでスタートした“スマホだけ生活”。
ところがある日、スマホが見つからない…!
家族に連絡したくても、「どうやって?」「電話番号、覚えてたっけ?」と焦りが募るばかり。公衆電話の場所もすぐには思い出せませんでした。

幸い、家族のパソコンのメールアドレスを登録していたので、なんとか連絡が取れましたが、「スマホが無い時、自分はどうやって連絡を取るのか?」という大きな課題に気づいた瞬間でした。

大切な連絡先は、エンディングノートなどに記録しておくことが、大事です。

解約しても戻せる猶予期間がほしい―「本当に手放していいのか?」迷う前に

固定電話の解約手続きの際、「休止にするか、完全に解約するか」を選べることをご存じですか?

私の場合は、迷うことなく“解約”を選びました。
ほとんど使うことのなくなった固定電話に、月額1,500円ほどの料金を払い続けるのはもったいないと感じたからです。
それに、かかってくるのは詐欺や勧誘の電話ばかり。迷いはありませんでした。

けれど――
解約してしばらく経ってから、「休止にしておけばよかったかも」と思う場面が増えてきました。

たとえば、スマホが見当たらないとき。
あるいは、公的な連絡先としてどこかに電話をかけようとしたとき。
「固定電話があれば…」と感じる瞬間が、ふと訪れるのです。

意外と大変だったのが、固定電話の番号を登録していた先の多さ。
銀行、保険会社、お菓子屋さんまで、思わぬところで番号変更の手続きが必要になりました。
スマホへの登録変更も、思った以上に手間がかかりました。

また、一度解約してから再度契約するには、「電話加入権」を購入し直す必要があります
これが意外と高額なので、「やっぱり戻したい」と思っても、すぐには難しいのです。

個人的な願いですが、
「3か月以内なら解約を取り消せる」といった見直し猶予期間のような仕組みがあれば、もっと安心して解約に踏み切れたのに…とも思います。


固定電話を本当に手放していいのか?迷ったら…

「解約」と「休止」。
どちらを選ぶかで、その後の安心感や選択肢が大きく変わります。

迷いがあるときには、いったん“休止”を選ぶのがおすすめです。
月々の基本料金は発生しませんし、必要になったときにすぐ再開できますが、電話を止める歳と再開する際には工事費が発生するようです。

次回は、私が実際に行っていた固定電話を使った詐欺対策についてご紹介します。


固定電話のナンバーディスプレイ、液晶がなくても安心?

ナンバーディスプレイは、着信時に相手の電話番号を表示することで詐欺対策に有効なサービスです。

しかし、電話機に液晶画面がない場合は番号が表示されません。
そんなときでも、「非通知の相手に対して番号通知を促すガイダンスで応答する機能」があります。

気になる方は、NTTの特殊詐欺対策ダイヤルなどで確認してみてください。

NTT東日本 特殊詐欺対策ダイヤル
フリーダイヤル:0120-722-744(通話無料)
平日9:00〜17:00(土日・祝日除く)
NTT東日本:ナンバーディスプレイのご案内


ひとことまとめ

固定電話を「使っていないから」「勧誘が多いから」と、勢いで手放してしまうと、あとから「やっぱりあった方がよかったかも…」と思うことも。

迷ったときは、まず休止という選択肢を思い出してください。
そして、安心・安全のために、使い方を工夫することで“固定電話の価値”をもう一度見直すきっかけになるかもしれません。

一人暮らしだからこそ、あると安心な“電話の窓口”

一人暮らしをしていると、「何かあったとき、すぐに誰かに連絡できる手段があるか?」ということがとても大切になります。
スマホがあるから大丈夫…と思っていても、うっかりどこかに置き忘れたり、充電が切れていたり、操作に手間取ったりすることもあります。

そんなとき、固定電話が“もう一つの連絡手段”としてあると、安心感が違います。 特に体調が悪いときや緊急時、番号を押すだけでつながる固定電話は、高齢者にとって心強い“窓口”になります。

私は、固定電話にナンバーディスプレイ(発信者番号表示)をつけて詐欺対策をしていました。月額料金はかかりますが、「安心料」と思えば決して高くはありません。
※ちなみに、2024年5月からは70歳以上の高齢者、または同居している家族がいる家庭では、ナンバーディスプレイの利用料が無料
になりました。

電話番号が表示されることで、出る前に相手を確認できます。知らない番号や非通知の場合は出ないようにすれば、詐欺や勧誘のリスクをぐっと減らせます。

さらに私は、在宅中でも常に留守番電話に設定していました。相手が名乗ったのを確認してから電話に出る、というルールにしていたため、詐欺や勧誘の電話を受けることはほとんどありませんでした。家族との連絡手段は事前に共有していたので、たとえば「息子を名乗るオレオレ詐欺」などに引っかかる心配もありません。

ちなみに、うちの息子が冗談で「オレオレ」なんて電話をしてくることもありました(笑)。

ある友人の家に電話をすると、いつも留守電になります。でも話しかけると、すぐに電話に出てくれる。どうやら、電話のそばでメッセージを聞いていて、知っている相手だと分かった時だけ応答しているそうです。こうした「出ない勇気」も、今の時代には大切だと感じます。

最近では、スマホにも「お荷物をお届けに行きましたが不在でした」「会いたいので予定を教えてください」など、友人を装った詐欺メッセージが届くこともあります。見知らぬ番号や不審なメッセージには、反応しないことが大切です。

詐欺対策の第一歩は、“電話に出ないこと”かもしれません。 そして、本当に必要な連絡手段は何か、自分にとって一番安心できる「窓口」は何かを見直しておくことが、これからますます大事になってくるのではないでしょうか。


固定電話を見直すきっかけに。詐欺対策と安心のためにできること

ナンバーディスプレイ、実は70歳以上なら無償に!

【ナンバーディスプレイの無償化について】
NTT東日本・西日本では、2024年5月より、70歳以上の高齢者、または70歳以上の高齢者と同居している家庭を対象に、
「ナンバーディスプレイ」や「ナンバー・リクエスト」などのオプションサービスが無償になりました。
※手続きが必要です。現在利用中の方も、申請により無料に変更可能です。

出典:NTT東日本「ナンバーディスプレイ・ナンバーリクエストのご案内」

電話に出る前に相手の番号が確認できる「ナンバーディスプレイ」は、詐欺対策にとても有効。
非通知なら出ない、知らない番号なら留守電で確認する――それだけで、トラブルに巻き込まれるリスクがぐっと下がります。


固定電話を活かす!詐欺対策チェックリスト

以下の項目、あなたはいくつ当てはまりますか?

✅ナンバーディスプレイを利用している(無償対象の方は要申請)
✅ 留守番電話を常時オンにしている
✅ 家族との連絡方法(スマホ/メールなど)を事前に共有している
✅ 非通知・不審な番号からの電話には出ない
✅ スマホ番号や緊急連絡先を紙にメモしておいている
✅ 公衆電話の場所や使い方を確認済み
✅ 詐欺や迷惑電話に関する最新情報をチェックしている

ひとつでも多くチェックが入っていれば、“安心な暮らし”に一歩近づいています。


まとめ:スマホ時代こそ、固定電話の「安心感」を活かす

スマホが主流になった今、「もう固定電話は不要かな」と感じる方も多いかもしれません。
でも、一人暮らしや高齢の世代にとっては、“あると安心な窓口”であることも事実です。

ナンバーディスプレイや留守電をうまく活用することで、詐欺や迷惑電話のリスクも下げられます。
さらに今は、70歳以上の世帯には無償化の支援もあります。

「もういらない」と思う前に、「どう活かせば安心につながるか」を考えてみる――
それがこれからのシニア世代にとって、とても大事な選択かもしれません。

lalgo

元気に毎日を楽しんでいる女性です。ジムで筋トレをしながら「健康寿命を延ばす!」を目指し、畑仕事や手作り味噌づくりも楽しんでいます。
パソコン初心者向け教室でインストラクターをした経験があり、パソコン操作のヒントもシェアしています。皆さんの役に立てば嬉しいです。一緒に前向きに楽しく日々を過ごしましょう!

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