「高齢者講習って、何をするの?」「ちゃんと更新できるかしら…」
そんな不安な気持ち、私にもよくわかります。私自身、通知が届いてから戸惑いながら準備を進めました。
この記事では、講習内容や当日の流れ、必要な持ち物まで、実体験をもとに分かりやすくまとめています。これから更新を迎える方はぜひご参考に!
対象者は70歳以上

免許証の有効期限が満了となる70歳以上の方が対象。
免許更新を希望する場合は必ず受講しなければならない講習です。
この講習は、有効期限の半年前から受けることができます。
受講しないと免許の更新はできません。

早めの予約・受講をおすすめです!
講習の流れは、ハガキで要チェック!

ハガキが届いたら、まずは講習の流れをチェックしましょう!
「講習内容」や「実施場所」、さらには「講習料金」に違いがあります。
- 高齢者講習(2時間)を受ける必要があり
- 内容:講義・運転適性検査・実車指導(またはシミュレーター)
- 違反歴の有無に関わらず、内容は同じ
- 講習の案内は、誕生日の約5か月前に「高齢者講習等通知書」で届く
- 認知機能検査 を受ける(約30分)
- 結果が「記憶力・判断力に問題なし」の場合 → 通常の「高齢者講習(2時間)」を受講
- 内容:講義・適性検査・実車指導(またはシミュレーター)
- 認知機能検査 を受ける
- 結果にかかわらず → 運転技能検査 が追加される
- 運転技能検査に合格しないと、免許更新はできない
- 合格後に、高齢者講習(または高度講習)を受講
私の免許証はゴールドで、これまで無事故無違反でした講習も問題なく終了できてほっと一安心!
自動車教習所に予約の電話をしよう

高齢者講習は、誕生日の半年前から受けられるとはいえ、けっこう混んでいます。3月が誕生日の私にも半年前『高齢者講習通知書』が届きました。70歳の私は、『70歳~74歳の方』の講習を受けました。
最初に予約の電話をかけた自動車教習所では混んでいて、2か月後にならないと予約が取れない事、教習所によって金額に違いがある事を知りました。
料金が安かったと友人に教えてもらった別の教習所へ予約をしたところ、思ったよりも早く講習を受ける事が出来ました。寒い時期、体調不良も考慮し早めに受けたいと、予約をして講習を受けておいたお陰で、早めに修了証を頂くことができました。
料金は、基本的には6,450円、教習所によって微妙に金額は違うようです。
合否の判定は無いそうですが、問題があった時には、指導員からのアドバイスを受ける事ができるそうです。私は、段差乗り上げ後、急ブレーキのタイミングがほんの少し遅かったと指導員からアドバイスを受けました。
ブレーキをかけるタイミングは、大事です。気を付けて運転をしようと改めて思ったところでした。

講習を受講する際の持ち物

ハガキにも持ち物は書いてありますが、
- 運転免許免許証
- 下記の通知はがき
- 検査・更新手数料
- 必要な人は、メガネ・補聴器等


当日のスケジュール

講習のために、予約時間よりも少し早めに自動車教習所へでかけました。同じように講習を受ける方が、もうすでに何人かいらしていました。
別室に移動し、インストラクターから実際に運転するコースの説明と、眼の検査それから教習車に乗車して、指定されたとおりに運転をします。
助手席に乗ったインストラクターの指示に従い、速度、信号の確認、右折、左折などをして教習コースを運転しました。初めて運転した自動車教習を思い出して懐かしく慎重に運転をしました。
運転終了後、順番に講習を受け他の人を待つ間、交通事故の注意を促すDVDを見ました。講習のチェック項目ごとに判定が記入された用紙をそれぞれが頂いて講習修了。賞味2時間くらい。
無事に免許更新も出来そうだと、一安心。75歳になると認定認知機能検査なども必要になるそうです。事故に気を付けて運転をするのはもちろんですが、通知はがきが届いたら、早めに受けておきたいですね。
教習所の指導員が判定するため、合格・不合格の判定は無いものの、アドバイスを受ける事はできます。
- 視力・視野測定
- 車に乗り、指定されたとおりに運転をします
- 確認されるのは、指示された速度を出して走行
- 一時停止
- 右折や左折で白線を踏まずに止める
- 信号を確認して走行
- 段差乗り上げ(5センチくらいの段差に乗り上げた後、急ブレーキをかけて止める)
- 当然ながら、他の車に注意しながら、運転する事などのチェックを受けました
講習の申込みは、早めに!

事故を起こさないために必要な講習なので、真剣に取り組みました。久しぶりの自動車学校、雪が降っていましたが、運転も無事に終え終了証を頂いて帰宅しました。
買い物や通院で使っている車の運転ですが、事故に合わないためには、予測して運転することが大事だと改めて感じました。
車の影から飛び出してくる子供さんや、横断歩道が無い車道の斜め横断が多い高齢者にも注意して、次の免許更新まで無事故無違反で過ごせるように気を付けて運転したいですね。
今回、予約の電話をして感じたのは、どこの教習所も高齢者講習で混んでいるそうで、高齢者講習のはがきが届いたら余裕をもって申し込みたいですね。

免許更新の持ち物

高齢者講習を受け、誕生日の1か月前から免許更新することが出来ます。免許センターまでは、運転をして向かいます。
免許更新の際に必要なものは、以下の4点
- 高齢者講習の修了証
- 高齢者講習のはがき
- 現在の免許証
- 更新料
また、眼鏡使用の方はメガネを忘れずに持参しましょう。
今回は5年ぶりの更新で、予約が必須になっていたことに気づきました。電話で予約を入れ、免許センターへ向かいました。
日曜日のため、免許センターは混雑していましたが、高齢者は通常の更新者とは別に案内され、椅子に座って待つように促されました。対応は丁寧で、流れもスムーズで写真撮影の後は、免許証が出来るのを待って終了しました。
更新の手順は以下の通り。高齢者講習の他は、通常の免許更新と変わりません。
- 暗証番号を2つ記入
- 体調や法律関係の質問に回答
- 更新料の支払い
- 写真撮影
- 新しい免許証を受け取る
75歳の免許更新まで、安全運転をして買い物やドライブを楽しみたいですね。

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