プルダウンで、リストに中から選択できるようにしておくと、入力する手間を省けて、データの作成が早くなります。
リストを作成
プルダウンにしたい時には、まず表示させたいリストを作ります。
リストに載っていないデータの入力をすると、エラー値を返してくれるので、リストにあるデータだけになり、入力の間違いなどが防げます。
全国の県名や市町村等々、入力するミスと手間が省けます。
Excelでリスト作成する場合は、同じブックのシートの中でも、別のブックでも大丈夫。表にして作成しておきます。
アンケートなど、入力ミスが減り、集計しやすくなります。
データの入力規則
データを、プルダウンで選択できるようにするには、Excelの『データ』タブ、『データツール』の中の『データの入力規則』から設定します。
『データの入力規則』をクリックして、「入力値の種類」「データ」「元の値」などを設定します。
「リスト」は、「入力値の種類」からプルダウンで『リスト』を選択し、「元の値」に作成した『リスト』の表をドラッグして入れます。(=リスト!\B\2:\B\7)と表示されています。
ドラッグすると、自動的に「=リストの範囲」が絶対参照(指定したリストの範囲(固定したいセルの両側に¥が付いています)になって設定できます。
今回は、列と行を固定したいので絶対参照にしているという事です。F4を押すたびに、行と列の固定、列の固定、行の固定に変わります。
どこを固定したいかによって、変えますが、今回は、リストから選択するために、行と列を固定資したかったので、絶対参照にしました。
間違いは、設定で減らそう
最小値と最大値を入力して、その間の数値だけを入力できるように設定することが出来ます。
「月」を入力したい場合、12か月なので、整数の1から12と設定しておけば、13以上は、エラーとなり間違いが減らせますよね。
「入力値の種類」から設定できる種類です。使い方が広がります。
リストに無ければ、入力できません
リストに無いデータの入力をした場合、エラーになり入力できません。
データが増えた時には、リストに追加し、入力規則のリストを修正しましょう。
入力時メッセージ
タイトルとメッセージを入力して、表示したいメッセージに変えることができます。
わかりやすいメッセージを作成してみましょう。
エラーメッセージは、「スタイル」のプルダウンから、「停止」「注意「情報」を選択することもできます。「停止」は『赤い×』ですが、「注意」や「情報」も確認しておきましょう。
リストが多すぎる場合
リストのデータが多すぎすと、選択するのが大変になってしまう場合があります。
入力規則の中に、日付があって、1日から31日まで。探すのに時間がかかり、イライラすることがあります。
入力した方が早いような時は、入力規則を使わなくても良いかもしれません。
オートコンプリートでは、履歴から入力できます。入力を始めたところの下に、使ったことのある言葉が出てきます。それを選べば入力する手間が省けますよね。
まとめ
少ないリスト、多すぎるリストもデータの入力規則を使わなくても良いかもしれません。
例えば、「男性」は、「男」「男子」「男性」などがあり、人によって入力の仕方が違うので、データを統一したい場合などに使うと良いですね。
職場で、「プルダウンが選べなくなったけど、直せる?」と言われたことがあります。
『データの入力規則』を確認してみましょう。データを足したり、減らす場合も設定した内容を確認し、一旦クリアにしてから再設定してみましょう。
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