体験から伝える、家族が亡くなった時に慌てずに進める手順

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シニアあるある

身近な人が亡くなったとき、悲しみに浸る間もなく、現実にはたくさんのことを決め、進めていかなければなりません。ネットで調べれば情報は数多く出てきますが、初めてのことで何から手をつければいいのか戸惑う方も多いと思います。
私も5年前に母を亡くし、実際に葬儀や各種手続きを経験しました。この記事では、そのときに感じたことや、実際に進めた流れをまとめています。同じように「今どうしたらいいのだろう」と不安を抱えている方の、少しでも参考になれば幸いです

コロナで施設での面会が出来ない頃に

コロナで施設での面会が出来ない頃に

「ベッドから落ち、病院で診てもらっていますので、すぐに来てください」と施設から連絡がありました。

病院に駆けつけると、顔には転倒による青あざが残り、母は話ができない状態でした。意識はあるものの、医師からは「いつ何があってもおかしくない状態です」と説明を受けました。

夜中の病院からの電話

入院から一週間ほど経ったある夜中、病院から「心臓が止まりました。すぐに来られますか?気を付けて来てください」と電話がありました。兄弟にメールを送り、急いで病院に向かいました。

病院に到着すると、タブレット越しに母の顔が映し出され、「〇時〇分、ご臨終です」と告げられました。その後、診察室で医師から経過の説明を受け、『死亡診断書』を手渡されました。会計は後日郵送で、とのことでした。

葬儀社への連絡と搬送

すぐに契約していた葬儀社の24時間対応の番号へ連絡を入れ、病院から葬儀場への搬送を依頼しました。父の時には決めてなくて困った経験から、その後契約をした葬儀社で、今回はスムーズに手配することができました。

遺体の搬送には『死亡診断書』が必要で、搬送費用は葬儀プランに含まれていることを改めて知りました。

手続きの多さに驚く

斎場で受け取った「家族が亡くなった時にすること」に関する資料を確認すると、悲しむ暇もなく次々と進めなければならない手続きの多さに驚きました。

通夜・葬儀の手配

葬儀場に到着すると、まず安置室に母の遺体を安置し、葬儀社のスタッフと相談しながら一つひとつ準備を進めました。通夜や葬儀の日程、式場の部屋の大きさと費用、戒名、遺影など、決めなければならないことは多くあります。

また「死亡届」は7日以内に提出し、『火葬許可証』を申請する必要があります。幸い、契約していた葬儀社では、担当の方が死亡届の提出や火葬許可証の手配まで代行してくださり、大変助かりました。

葬儀に関しては急ぎで決めることが多く、戸惑う場面もあります。私たちの場合は、兄弟で話し合い、すぐに家族葬にすることを決めました。県外に住む兄弟とも連絡を取り合い、来られる日程に合わせて通夜と葬儀を調整し、費用についても相談しながら決めていきました。

遺影は決めておくべき

枕経が終わると、お通夜や葬儀の日程、式場の選択、お布施の相談など、次々と決めることが出てきます。

遺影については事前に準備していなかったため、兄弟が持っていた写真の中から選ぶことになりました。葬儀社によると、背景や服装の差し替えも可能で、家族の集合写真から本人だけを切り出して遺影にすることもできるとのことでした。幸い、母の良い表情の写真を見つけることができました。

母は「戒名は不要」と話していましたが、お坊さんのすすめもあり、父と同じように戒名をいただくことにしました。また、葬儀社から「夫婦位牌にしてはどうか」との提案があり、父の位牌を確認して依頼。大きさやデザインのバランスを考えて、夫婦位牌に決めました。

葬儀では、日程・式場・祭壇・戒名・お布施・霊柩車など、急いで決めることが数多くあります。担当者に教えていただきながら一つひとつ進めることができ、前もって葬儀社を決めていたおかげで、全体が比較的スムーズに進んだと感じています。

遺影は元気なうちに気に入った写真を選んでおくと、家族の負担が減ります。

まとめ

親の死は多くの場合、突然訪れるものです。そして葬儀や手続きの経験は、誰にとってもほとんど初めてのこと。だからこそ、葬儀社に相談しながら一つひとつ進めていくしかありません。

お葬式や納骨が終わった後も、年金の支給停止、健康保険・介護保険の資格喪失手続き、葬祭費や埋葬費の申請、高額医療費や未支給年金の請求など、多くの手続きが待っています。

やるべきことは山ほどありますが、期限のあるものから優先して、一つずつ確実に進めていくことが大切です。

準備をしておくと助かると感じたのは、「葬儀社の手配」と「遺影の準備」です。

亡くなるとすぐに病院から「どこへ搬送しますか?」と聞かれます。父が亡くなった時はどうしていいのかわからず戸惑いましたが、今回は事前に契約していた葬儀社の24時間フリーダイヤルに連絡し、すぐに対応していただけました。その後の流れについても担当者に聞きながら進められたことが、とても心強かったです。

また、遺影についてもあらかじめ本人が気に入っている写真を決めておけばよかったと感じました。家族で慌てて探すのではなく、生前に「この写真を使いたい」と話しておけば、より自然で本人らしい遺影を残せますよね。

lalgo

元気に毎日を楽しんでいる女性です。ジムで筋トレをしながら「健康寿命を延ばす!」を目指し、畑仕事や手作り味噌づくりも楽しんでいます。
パソコン初心者向け教室でインストラクターをした経験があり、パソコン操作のヒントもシェアしています。皆さんの役に立てば嬉しいです。一緒に前向きに楽しく日々を過ごしましょう!

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