短期の仕事を経験するのは今回が初めてでした。2月から3月の2カ月間、慣れない環境で戸惑うこともありましたが、新しい人との出会いや、さまざまな働き方を知る機会にもなりました。仕事は3月末で終了し、4月以降の職場はまだ決まっていませんが、失業給付を受けながら、これからの働き方について考えつつ、次の仕事を探していくつもりです。
研修も無く始まった仕事は過酷でした

今回の仕事は、まさに初めての経験ばかりでした。仕事内容も初めて、期間限定の勤務も初めて。そして、座りっぱなしで立ち上がるのはトイレに行く時だけという環境も初めてでした。
椅子は折りたたみ式で、長時間座っていると腰や背中に痛みを感じる人が多かったのも印象的です。私自身も、普段の生活ではそこまで長時間座ることがないため、思った以上に負担を感じました。
一緒に働いたのは、若い方から高齢者まで、幅広い世代の方々でした。性別もさまざまで、普段関わることのない年代の方と一緒に仕事ができたのは新鮮でした。
この職場には独自のシステムがあり、マニュアルは用意されていましたが、じっくり目を通す時間はほとんどなく、十分な説明がないまま仕事が始まりました。最初は分からないことだらけでしたが、一つ一つ確認しながら進めるしかありませんでした。
作業のたびに、担当した人の名前を記入するルールがありました。また、入力するデータには誤りが多く、チェックすべき項目も多いため、大量のデータ修正には細心の注意が必要でした。「大変な仕事だな……」というのが率直な感想です。
この仕事は来年も求人が出るかもしれませんが、私はもうここへ来ることはないだろうと思います。今回の経験は貴重でしたが、同じ環境でまた働きたいかと聞かれたら、正直なところ「もう十分」と感じています。
「急がば回れ」ということわざがあります。
今回の仕事を通じて、まさにこの言葉の大切さを実感しました。
忙しい職場で、大量のデータを入力する仕事だからこそ、最初にしっかり時間を取ってマニュアルを読み込んだり、研修が必要だったのではないかと思います。最初に基本を押さえておけば、結果的にミスを減らし、業務の効率も上がるはずです。
楽しみは昼休憩時間のお喋り

初めての職場、初めての仕事「どんな仕事をするんだろう?」「同僚になる人はどんな人だろう?」と、期待と不安でいっぱいでした。新しく出会う人たちと上手くやっていけるかどうかも気になりました。
そんな中で、昼休みにお弁当を食べながら交わすお喋りは、数少ない楽しみのひとつでした。
特に高齢の方々は情報量が豊富で、株や金融に詳しい人、毎週のようにあちこち出かける鉄道好きの方など、話題も多彩でした。聞いているだけでためになる話や、思わず笑ってしまう楽しい話も多く、昼休みの時間はホッとひと息つける大切なひとときでした。
電車マニアと思われる方は、「電車基地に行ってきた」「〇〇の工場見学に行く予定」など、いつも出かけている様子でした。最初は「よく出かける方だな」という印象でしたが、電車が好きと聞いて「なるほど、そういうことか」と合点がいきました。話を聞くうちに、電車に乗ること自体が好きなのだとわかり、「本当に鉄道が好きなんだな」と感心しました。
期間限定勤務だからこそ意識したこと

短期の仕事だからこそ、同僚になった方たちとトラブルなく過ごせたらいいなと思っていました。ですが、どうやら皆さんも同じ考えだったようで、その心配は杞憂に終わりました。終わりが近づくにつれ、顔見知りになった皆さんと穏やかにあいさつを交わし、ちょっとした会話も楽しめるようになりました。
仕事が大変すぎるせいか、隣の席の男性はお菓子をほおばりながら、「今日はあと何時間で勤務終了」「あと何日で仕事も終わる」と、まるでカウントダウンするように話していました。その気持ちはよくわかるけれど、どこか微笑ましくて、ついクスッとしてしまいました。
期間満了が近づいた頃、やっと仕事に慣れて少し楽しくなってきたところでしたが、正直なところ「早く終わってほしい」と思ったこともありました。大変な仕事だからこそ、みんな同じ気持ちだったのかもしれません。
まとめ:シニアの働き方は自由!自分に合った仕事を見つけたい

短期の職場を経験して得たものは、さまざまな考え方との出会いでした。短期の期間限定の良さは、大変な仕事でも期間満了となれば終了する、と思えたのはメリットかもしれません。
働き方も人それぞれ。日本百名山を登ることを楽しみにしている方、株やふるさと納税に詳しい方、鉄道が大好きで週末になると出かける方、お金が貯まると一人で海外旅行に行く方。それぞれの経験や話を聞けたことは、とても貴重な機会でした。
任期終了とともに、それぞれの道へ進んでいきますが、また新たな職場での出会いを楽しみに、私も就活を頑張りたいと思います。
「仕事をするために健康を維持するのか?それとも、健康的に過ごすために仕事をするのか?」どちらも大切ですが、私にとっては「健康的に過ごすために仕事をする」という考えがしっくりきます。
今回の経験を通して、これからの人生を見直すきっかけにもなりました。これまでは長く続けられるパートの仕事を探していましたが、空いた時間をどう過ごすかを考えるのも大切だと感じています。そこで、4月は就活をしつつ、昨年経験したひとり旅のように、またどこかへ出かけるのもいいなと思っています。
仕事を探している皆さんも、仕事やお金、趣味、これからの生活・・どう時間を使うかを考えながら、楽しんでいきたいですね。

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