71歳になった今、これからのことを考えたとき、もし残りの時間があと20年だとしたら——
それは、赤ちゃんが生まれて成人するまでの長さと同じです。
20年前の私は何を考え、どんな毎日を過ごしていたのか。思い出そうとしても、はっきりとは浮かびません。それほど20年という時間は、長いようであっという間に過ぎてしまうものなのだと思います。
私にあと何年の時間が残されているのかは分かりません。けれど、「やっておけばよかった」と後悔することだけは、これ以上増やしたくない。そんな気持ちが、心に浮かびました。
自由な時間は、“そのうち”来るとは限らない。
だからこそ、今ある時間を大切にしながら、これからの過ごし方を考えてみたいと思ったのです。
仕事が決まらなかったら…と考えていたこと

70歳を過ぎてからの就職活動は、やはり簡単ではありません。
今回の仕事も1月末で終了になります。
もし次の仕事が決まらなかったら、2月初めに冬の京都へ出かけよう。
そんな計画を、心の中でひそかに立てていました。
冬の京都は寒いと聞きますが、その写真の金閣寺はとても美しく、どこか幻想的で、
「一度でいいから、この景色を自分の目で見てみたい」と強く思いました。
少しだけ良いホテルに泊まり、あまり予定を詰め込まず、
無理をせず、のんびりと京都の冬の空気とおいしいものを楽しむ。
そんな静かな一人旅を思い描いていたのです。
今さら、フルタイムを選ぶつもりはなかったのに

今さらフルタイムで働くことは考えていませんでした。
軽い気持ちで、職場の方から聞いた派遣会社に登録してみただけだったのです。
ところが登録を終えるとすぐに担当の方から連絡があり、気がつけば短期とはいえフルタイムの仕事が決まっていました。
仕事が決まったこと自体は、もちろんありがたいことです。
それなのに、ふと頭に浮かんだのは「今回、冬の京都は無理かもしれない」という思いでした。
そのとき初めて、自由な時間が減る感覚をはっきりと意識しました。
時間はまだたくさんあると思っていたけれど、実はそうではないのかもしれない――
“時間は有限”なのだと気づいた瞬間でした。
これからあと20年あると思えば、まだ色々なことができる気がします。
でも、20年しかないと考えると、先延ばしにしている場合ではないとも思うのです。
振り返れば、これまでの20年は本当にあっという間でした。
これからの20年も、思ったより長いようで、決して無限ではありません。
だからこそ、時間を大切にしながら、これからの生き方を考えて仕事を続けていこうと思いました。
“そのうち”と思っていたことが、急に遠く感じられました。
オシャレで可愛く旅したい「MILESTO」元気な時間は当たり前じゃないと知った日

先週、帰りに寄ったジムで、いつも元気そうに見えていた92歳の方が突然倒れ、救急車で運ばれたと聞きました。
それまで普通に過ごしていた方の出来事に、驚きと同時に、胸がざわつきました。
元気そうに見えても未来は約束されていない。
「元気な時間は当たり前ではない」と気づいた瞬間でした。
いつか来るその日まで、少しでも元気に過ごすにはどうしたらいいのか。
これからの時間を、どんなことに気をつけて、どんなふうに過ごしていけばいいのか。
そんなことを真剣に考えるきっかけになりました。
そこで私は、
「やめようと思ったこと」と「やろうと思ったこと」
頭の中で考えているだけでは何も変わらない気がして、紙に書き出してみました。

やめようと思ったこと
- 我慢してまで付き合うこと
- 「いつかやろう」と思っているだけで行動しないこと
- 体に無理をさせる働き方
- 使っていないものを持ち続けること
- お金を使わずに貯めることばかり考えること
やろうと思ったこと
- 旅行に行きたい(少しずつ一人旅を始めています)
- 会いたい人に会う(3年前から高校時代の友人に会いに出かけています)
- 体を元気に保つ努力を続けること(これが何より大事)
- ブログを書き続けること(知らない誰かが読んでくれることにワクワクする)
- 子どもに残したいのはモノではなく「気持ち」
- 人間関係を整理すること
- やってみた経験を大切にすること
- 完璧を目指さず、失敗しても「今日」を大切にすること
まとめ:私は今、思っていること

旅行は「時間と体力と気持ち」がそろった時が、その人にとってのタイミングなのだと思います。
仕事が決まった今、長い旅行は難しいかもしれません。
でも、2泊くらいならできるかもしれない。
そうやって形を変えれば、やりたいことはまだ残せる気がしています。
“そのうち”は約束されていない。
お金も大切だけれど、それよりも元気に動ける時期の方が、ずっと貴重なのかもしれません。
仕事があるのはありがたいこと。
でも同じくらい、元気な今の時間も大切にしたいと思うようになりました。
写真で見た、雪をまとった金閣寺。
その景色を自分の目で見てみたいと思ったのが、すべての始まりでした。
今すぐは無理でも、2泊できる頃を目標に、私はその景色をまだ手放さずに持っています。
夢を諦めるのではなく、小さくして残しておく。
それも、後悔しない生き方の一つなのかもしれません。
若い頃は「時間がない」と思っていました。
今は「時間はあるけれど、先は長くない」と感じるようになりました。
だからこそ、やりたいことをゼロにしない方法を探しながら、これからの時間を大切に過ごしていきたいと思っています。
先のことは分からないけれど、今日の選び方なら、自分で決められます。
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