突然の入院や万が一の時、大切な家族が困らないように保険証や生命保険、資産の情報を整理しておくことはとても大切です。でも「どこから手をつければいいの?」と迷うこともありますよね。本記事では、エンディングノートを活用した情報整理の方法を、わかりやすく解説します。
エンディングノートを記入して、想いを“見える形”に

先日、娘の家を訪ねた際に、思いがけずエンディングノートの話題になりました。40代後半の娘夫婦は、すでにそれぞれのエンディングノートを持ち、記入も済ませているとのこと。正直、驚くと同時に、感心しました。
その場で、親である私の希望についても確認され、娘のノートに日付入りでメモを加えていました。「もし介護が必要になったら、どうしたいか?」「どこで生活したいか?」など、一つひとつ丁寧に話し合いながら記入。改めて尋ねられることで、自分の意思を見つめ直すきっかけになりました。
私も今年で71歳。終活を意識するには、ちょうど良いタイミングなのかもしれません。帰宅後、さっそく自分用のエンディングノートを用意し書き始めました。
不用品を整理し、大切な思いを子どもに伝えておくこと。生活を見直すことで、心にも余裕が生まれ、日々がより穏やかになります。エンディングノートは、ただの「最期の準備」ではなく、「これからを整えるツール」だと感じています。
サブスクリプションと契約の見直しで、家計も安心・家族も安心

最近、登録しているサブスクリプションをリスト化しました。数はそれほど多くないのですが、自分しか把握していない契約がほとんどです。
先月末には、その中の一つを解約。毎月わずかな金額でも、使っていないサービスに支払い続けるのはもったいないと感じました。
一方で、継続しているものもあります。その一つが、お腹の調子を整えるゼリー状のサプリメント。今の私には必要だと感じているため、引き続き利用する予定です。
全てのサブスクリプションも、解約先や連絡先・電話番号、パスワードと契約IDを一覧にして、子どもたちにも分かるようにファイルにまとめています。
もし自分に何かあった時には、すぐに解約してもらえるよう、「優先的に確認してほしい契約」としてメモを残しました。
パソコンのパスワードなど、IDパスワードを必要とすることが増えていて、ノートにまとめて記入しています。その『紙のリストをエンディングノートに貼り付ける』など、子供たちが直ぐにわかるような方法など今から出来る事を考えて実行していきたいですね。
保険についても見直し中です。医療保険や生命保険については、今のままで良いかなと思っています。というのも、「高額療養費制度」があるため、現時点では最低限の保障にとどめています。その内容も、娘たちが見てすぐ理解できるよう記録しています。
また、高齢になると気を付けていても、家の内外で転ぶ事が増えるそうです。「けが保険」についても、今後の生活を考えると必要性があるかもしれないと内容を調べて検討中です。私が加入している保険では、けがによる通院の補償はないそうで、けが保険が別に設けられています。
そろそろ加入しようと準備中。
医療保険によっては、けがの通院の保障があるものもあるそうなので、加入している保険の内容を確認しておくのも良いかもしれません。
資産の棚卸しで「あるもの」「ないもの」を見える化

遺言書は、用意していません。今後用意すべきかどうかも、まだ決めていませんが、資産の整理などは早く進めようと思います。エンディングノートに少しづつデータを記入し、カードや通帳を減らすよう努めていこうと思っています。
- 金融資産一覧の作成(銀行名と口座の種類、口座番号)
- 不要な口座を解約して管理しやすくしています
- クレジットカードの枚数を減らす
- 使っている電子マネーやポイントも記録
- 家族に伝える際のポイント:「大まかな金額+所在」
- キャッシュカードの暗証番号と印鑑の保管場所は、別に記入しています。
まとめ:暮らしを整えることで、今がもっと生きやすくなる

自分らしい最期を迎えるためには、これからの人生をどう過ごせば良いのか?考えながら、今を楽しんで過ごしています。
持っているものの整理をすることで、これからの暮らしにゆとりが生まれるかもしれません。エンディングノートを書くことで、自分の意思を形にすることで家族との思いも共有することが出来るかもしれませんね。
「老い支度」は、これからの人生を心地よく生きるための準備、エンディングノートを付ける事で、生活を見直す事も出来るかもしれないと思っています。
エンディングノートで、元気に楽しく暮らせる準備を始めてみませんか?
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