シニアの転職記録:70歳で派遣という選択をした私のリアルな体験談

当ブログは、アフリエイト広告を掲載しています。

仕事

70歳を過ぎると、「もう働くのは難しいのでは…」と感じる瞬間が増えます。私も再就職活動では年齢の壁にぶつかり、面接で悔しい思いをすることもありました。
そんな中、思いがけない声かけから70歳で初めて派遣という働き方を選ぶことに。派遣登録から仕事が決まるまでの流れ、働き始めて感じたこと、そして同じように迷っている方へのアドバイスを、私の体験を交えてお伝えします。

70歳、働き続けたいと思った理由

短期で働きながら、就職活動を続けてきました。けれども、70歳を過ぎると、やはり仕事探しは簡単ではないと感じるようになりました。

そんな中、職場近くで顔を合わせていた派遣会社の方から声をかけられました。
「次の仕事はもう決まっているの?もし決まっていなければ、うちで働かない?」思いがけない、ありがたいお誘いでした。

これまで派遣で働いた経験は一度もありません。70過ぎて初めての派遣という働き方。最初にお話を伺ったときには、正直少し尻込みしました。けれども、「新しい挑戦をしてみよう」という気持ちが湧き、思い切って一歩を踏み出しました。

健康でいる限り、社会とのつながりを持ち続けたい。仕事をすれば、自然と時間の使い方を工夫し、生活にも張りが出ます。それは健康維持にもつながります。

そして、年金だけではやはり将来への不安があります。わずかでも収入があることで、生活にも心にも余裕が生まれます。
だからこそ、70歳の今も、働くことを選びました。私にとって「働く」とは、暮らしを支えるだけでなく、生きる力を保つための大切な営みなのです。

再就職の壁と、派遣という選択肢

派遣として働く前に一番気になっていたのは、新しい仕事内容を覚えられるだろうか、という点でした。とはいえ、やってみなければ分かりません。そう思い、思い切って飛び込むことにしました。

再就職先はハローワークでも探しました。求人票に「年齢不問」「Excel中級程度」と記載があったため、担当者が勧めてくれた企業応募することに。紹介の電話をかけてもらったところ、年齢を伝えた瞬間、「定年を理由にお断りします」と返されました。

面接の場でも、年齢の壁を感じることは少なくありません。中には、あからさまに見下すような態度を取る面接官もいて、悔しい思いをしたこともあります。

そんな中、今回は派遣会社の担当者から直接声をかけていただきました。希望していた短時間勤務で、デスクワーク、しかも社会保険に加入できるという条件。私にとって、これ以上ない好条件でした。

「やってみなければ分からない」これは私の持論です。派遣という選択肢は、私の再就職への扉を開いてくれました。これからも、自分らしく働き続けたいと思っています。

派遣での仕事が決まるまでの流れ

派遣会社の担当者から声をかけてもらった後、まずは派遣登録をするよう案内がありました。手続きはインターネットでマイページを作成するところから始まります。

履歴書と職務経歴書は事前に提出していましたが、面談はその担当者が直接対応してくれたため、ほぼ内定が決まっているような安心感がありました。

それでもマイページの登録作業はひと苦労。年齢や住所、名前といった基本情報に加え、これまで勤めた職場ごとに、在籍期間や仕事内容を細かく入力しなければなりません。若い頃から含めると勤務先は意外と多く、その一つひとつを思い出しながら記入しました。

さらに、本人確認書類や社会保険の手続きもすべてマイページ上で完結。紙や郵送ではなく、すべてオンラインという点に驚きました。

今回の派遣先は官公庁で、審査や郵送物のチェックなどを担当する予定です。新しい環境での仕事に、期待と少しの緊張を感じています。

働き始めて感じたこと

声をかけてくれた担当者は、私の年齢を聞いて少し驚いた様子でした。どうやら、実年齢より若く見てくれていたようです。面談の中では「年齢を理由に断られるかもしれない」と半分覚悟していましたが、「採用します」とはっきり言っていただき、本当にうれしく思いました。

覚えることは多く、慣れるまでに時間もかかりそうです。それでも、新しい職場には新鮮な空気があり、日々新しい発見があります。人間関係や仕事内容など、これまでの職場とは違う環境の変化を、今はむしろ楽しんでいます。

シニアとなって働き始める人へのアドバイス

これまで学んできたことを生かせる職場を希望していましたが、まだ始まったばかりで、実際にどんな仕事をするのかは未知数です。

新しいことを覚えるのは、私にとって脳のトレーニング。そのつもりで前向きに取り組もうと思っています。

年齢を考慮して短時間勤務にしていただけたことは、とてもありがたいことです。体力や年齢を考えれば、今は無理なく続けられる働き方が一番大切。短期であっても、どんな仕事でも真剣に取り組んでいれば、きっと見てくれる人がいるはずです。

年金だけではどうしても不安が残りますが、働くことは生活の安心にも、心の元気にもつながります。スーパーなどに貼られた求人チラシも、意外なチャンスの入り口になるかもしれません。
生活に張りが出る、その一歩を踏み出してみませんか

まとめ:自分に合った働き方を見つけよう

「もう歳だから」とあきらめるのではなく、「まだできることがある」と信じて行動すれば、思いがけないご縁や、自分に合った働き方に出会えることがあります。

私の場合は、少しだけ得意なパソコンスキルを活かして事務職を探しました。自分の得意分野が仕事につながることもあれば、これまで経験のない分野でも「やってみたい」という気持ちがあれば挑戦する価値があります。

この体験が、今まさに迷っている方の背中をそっと押すきっかけになればうれしいです。

lalgo

元気に毎日を楽しんでいる女性です。ジムで筋トレをしながら「健康寿命を延ばす!」を目指し、畑仕事や手作り味噌づくりも楽しんでいます。
パソコン初心者向け教室でインストラクターをした経験があり、パソコン操作のヒントもシェアしています。皆さんの役に立てば嬉しいです。一緒に前向きに楽しく日々を過ごしましょう!

lalgoをフォローする
仕事
lalgoをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました