Wordで「縦書き」や「横書き」を使い分けて、ひと工夫ある文書づくりをしてみませんか?
たとえば、大きな横長の写真の下に、縦書きで説明文を添えるだけでも、文書の印象はぐっと引き締まります。
難しい操作は必要ありません。
基本の使い方と、仕上がりを整えるコツを知れば、初心者の方でも、見やすく伝わる文書が作れます。
この記事では、縦書きと横書きの使い分け方から、テキストボックスを使った整え方まで、順を追ってご紹介します。
縦書きと横書きボックスの使い方

Wordでは、**挿入タブの「テキストボックス」**を使うことで、
「横書き」と「縦書き」を簡単に作成できます。
たとえば、
- 縦書きでタイトルを配置する
- 横書きで説明文を入れる
といったように、場面に応じて使い分けることで、文書全体の印象を大きく変えることができます。
掲示物やお知らせ、チラシなどでは、特に効果的です。
テキストボックスの作成方法
[挿入]タブ → [テキストボックス]をクリックし、
「横書きテキストボックス」または「縦書きテキストボックス」を選びます。
画面上でマウスを動かすと、カーソルが「+」の形に変わります。
そのままドラッグして、テキストボックスの形と大きさを決めます。
※後から変更できるので、最初は大体の大きさで問題ありません。
ボックスのサイズや角度を調整する
作成したテキストボックスの周囲には、
- 小さな丸(サイズ変更用のハンドル)が8個
- 上部には回転用の丸い矢印
が表示されます。
この状態で、ボックスの大きさや角度を自由に調整できます。
配置を少し変えるだけでも、見た目の印象が大きく変わります。
文字を入力してサイズを調整する
テキストボックス内をクリックすると、カーソルが点滅し、文字を入力できます。
入力した文字が見えなくなったり、枠からはみ出してしまった場合は、
ボックスの端にある小さな四角(ハンドル)をドラッグして大きさを調整しましょう。
文字数や内容に合わせて調整することで、
読みやすく、整ったレイアウトに仕上がります。
縦書きと横書きを組み合わせるだけで、Word文書はぐっと引き締まります。
難しい操作は不要なので、まずはタイトルや見出しから試してみてください。
縦書きと横書きの使い分けポイント

縦書きと横書きは、用途に合わせて使い分けることで、文書がぐっと見やすくなります。
「どちらが正解」ということではなく、伝えたい内容や雰囲気に合わせて選ぶのがポイントです。
縦書きが向いている場面
- 招待状
- 表彰状
- 案内状
- 和風デザインのチラシ など
→ 日本語らしい、落ち着いた上品な印象を与えます。
改まったお知らせや、年配の方にも見せる文書では、特に好まれます。
横書きが向いている場面
- ビジネス文書
- プレゼン資料
英数字を多く使う文書 など
→ 現代的でスッキリとした印象になり、
数字やアルファベットが多い内容でも読みやすくなります。
縦書きと横書きを組み合わせる使い方
縦書きと横書きを組み合わせることで、
タイトルと本文にメリハリが生まれ、デザイン性の高い文書を作ることもできます。
たとえば、
見出しタイトルを縦書き、本文を横書きにするだけで、簡単に「プロっぽい」仕上がりになります。特別なデザインソフトがなくても、Wordで十分に工夫できます。
実体験から感じた使い方のヒント

インストラクターをしていた頃、生徒さんから
「写真は横向きに配置して、その下に説明文を入れたいのですが…」
と質問されたことがありました。
写真や図は横書きと相性がよく、
その下に横書きの説明文を添えるだけで、とても見やすくなります。
このように、使い方次第で、縦書き・横書きはさまざまな場面に応用できると感じました。
縦書きと横書きの特徴を知っておくだけで、
Word文書は「読みにくい」から「伝わる」に変わります。
まずは、タイトルや写真まわりから試してみてください。
仕上がりを整えるコツ

文書全体の印象を整えるためには、
文字のサイズやフォントを統一することが大切です。
バラバラな文字設定は、内容が良くても読みにくく感じてしまいます。
まずは
- フォントの種類
- 文字サイズ
をそろえるだけでも、ぐっと読みやすい文書になります。
テキストボックスの枠線や色を調整する
テキストボックスは、
- 「枠線」を消したり、線の太さや色を変えたり
- 「塗りつぶし」で背景に色を付けたり
といった調整ができます。
枠線を消すと、文字だけが自然に配置されたように見えますし、
薄い色で塗りつぶすと、強調したい部分が分かりやすくなり、デザイン性もアップします。
重ねたり、傾けたりして表現を工夫する
テキストボックスは、
- 図形や画像の上に重ねて使う
- 少し傾けて動きを出す
といった使い方もできます。
「こう使わなければならない」という決まりはないので、
どんなふうに見せたいかは、自分次第です。
縦書き・横書きの切り替えについて(補足)
縦書きボックスを作った後に横書きに変更したい場合は、
[挿入]タブ → [テキストボックス]から、
改めて「横書きテキストボックス」を選んで作成します。
※既存のボックスを直接切り替えるのではなく、
新しく作り直すと分かりやすく、失敗も少なくなります。
文字の回り込みを設定する

テキストボックスを選択し、
「レイアウトの配置」から
- 行内
- 四角
- 外周
- 上下
- 背面
- 前面
を選ぶと、テキストボックスの周りに文字をどう配置するかを指定できます。
前面・背面を使えば、
文字や画像の重なりを調整しながら、
思い通りのレイアウトに近づけることができます。
仕上がりを整えるコツは、「少しだけ気を配る」こと。
フォント、枠線、配置を調整するだけで、
Word文書は見違えるように変わります。
まとめ:テキストボックスを使いこなそう

縦書きや横書き、テキストボックスは、
最初は「難しそう」と感じるかもしれませんが、
ポイントを押さえれば、誰でもきれいな文書を作ることができます。
まずは
- フォントや文字サイズをそろえる
- 縦書き・横書きは目的に合わせて選ぶ
- テキストボックスの枠線や配置を少し調整する
この3つを意識するだけで、文書の仕上がりは大きく変わります。
最初から完璧を目指す必要はありません。
「タイトルだけ縦書きにしてみる」「枠線を消してみる」など、
できるところから少しずつ試してみることが、失敗しにくいコツです。
Wordは、触ってみることで自然と慣れていきます。
ぜひ、自分なりの使い方を見つけながら、
伝わる・見やすい文書づくりを楽しんでみてくださいね。



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