70歳になってから、思い切って函館へ一人旅に出かけました。
北海道新幹線で青函トンネルを通り、函館山の夜景やグルメを楽しんだ2泊3日の旅です。
初めての北海道一人旅でしたが、思いがけない出会いもあり忘れられない旅になりました。
今回は、70歳の私が体験した函館一人旅をまとめてご紹介します。
大人の休日パスで実現した「函館ひとり旅」


70歳になる今まで、北海道へ行ったことがなく、ずっと憧れを抱いていました。
思い切って一人旅に行ってみたいと思ったとき、真っ先に頭に浮かんだのが「函館」でした。
思い切って「大人の休日パス」を使い、函館一人旅に出かけることにしました。
駅に貼ってあるポスターに「函館日帰り旅」という文字を見つけたのがきっかけです。
「日帰りで行けるなら、2泊すればゆっくり観光できるかもしれない」そんな期待がふくらみました。
そこで、JR東日本や函館市のホームページを見ながら情報を調べてみました。
調べているうちに「行ってみたい」という気持ちがどんどん強くなり、最後はあまり深く考えずに、えいっと申し込みのボタンをクリックしていました。
初めての北海道一人旅です。
まずは泊まる場所を決め、観光地へのアクセスがよさそうなホテルを選びました。
あまり細かく予定を決めすぎず、
「まずは無事に行って、無事に帰ること」
それを一番の目標にしました。
体調を崩さないように準備だけはしっかり行い、ゆったりとした日程を組みました。
そして、北海道新幹線「はやぶさ」に乗車。
窓から見える景色を眺めながら、子どものようにワクワクしていたのを覚えています。
函館北斗駅に到着し、さらに電車で函館駅へ。
駅に降り立ったときには、「本当に来られたんだ」という達成感で胸がいっぱいになりました。
70歳になってから、思い切って函館へ一人旅に出かけました。
新幹線に乗り、青函トンネルを通り、函館の街をゆっくり歩く旅です。
最初は「一人で大丈夫だろうか」と少し不安もありましたが、行ってみると楽しい出会いや発見がたくさんありました。
この記事では、私の函館一人旅の体験をまとめてご紹介します。
初めての青函トンネル|海の下を通る新幹線にドキドキ

北海道新幹線に乗るとき、もう一つ楽しみにしていたのが青函トンネルでした。
海の下を通るトンネルと聞くと、少しドキドキします。
それでも「どんな感じなのだろう」と、ちょっとワクワクした気持ちもありました。
やがて車内で
「まもなく青函トンネルに入ります」というアナウンスが流れ、車内の表示にも赤い文字で案内が出ました。
その瞬間、少し緊張感が高まります。
さらに車掌さんからは、青函トンネルを建設した当時の苦労や、海面からどのくらい下を通っているのかなどの説明がありました。
こうしたアナウンスは、乗客の不安を和らげるためでもあるのかもしれないと思いながら、興味深く聞いていました。
実際に通ってみると、思っていたよりも普通のトンネルと大きな違いはありません。
それでも、長いトンネルを抜けて外の景色が見えたときには、思わずほっとしたのを覚えています。
トンネルを抜けたあとに見えた、少し曇った北海道の空。
「いよいよ北海道に来たんだ」と実感した瞬間でもありました。
函館は、おいしい食べ物でも有名な街です。
事前に調べてみると、一人でも歩きやすい街だということがわかり、安心して観光できそうだと思いました。
海鮮はもちろんですが、それだけではありません。
ラーメンやスイーツなど、おいしいものがたくさんあると知り、「いろいろ食べてみたい」とワクワクしていました。
東北新幹線に乗り、北海道へ。
青函トンネルに入る前にはアナウンスもあり、少し緊張しました。
実際に乗ってみた体験は、こちらの記事で詳しく書いています。
【JTB】バリアフリーのお宿特集函館グルメを楽しむ|海鮮・ラーメン・ラッキーピエロ

函館では、海鮮を食べること、函館ラーメン、そして友人に勧められたラッキーピエロのハンバーガーなど、おいしいものを食べるのも大きな楽しみでした。
函館駅からバスに乗り、五稜郭近くのホテルへチェックイン。
荷物を置いてすぐに、五稜郭へ歩いて出かけました。
私はあまり高いところが得意ではありませんが、せっかくなので五稜郭タワーに上ってみることにしました。
恐る恐る下を見下ろすと、五角形のお堀に囲まれた美しい五角形の形がはっきりと見えます。
夕方だったため、タワーに上る人もそれほど多くなく、奉行所の場所などもゆっくりと見ることができました。
「写真の通り、本当に五角形なんだわ」
当たり前のことですが、思わずそんな言葉が口から出てしまいました。
そして、せっかくなので奉行所も見てみたいと思い、閉館時間が近い中を少し散策することにしました。
五稜郭を歩いたあとの帰り道、海鮮のお店を見つけて夕飯を食べたことは言うまでもありません。
函館に来たのだから、新鮮な海の幸を味わいたいと思っていたからです。
翌朝は少し早起きをして、もう一度五稜郭を散策してみました。
夕方とはまた違い、朝のさわやかな光の中で見る五稜郭もとてもきれいで、静かな雰囲気が印象に残っています。
その後、ホテルに戻りバスに乗って、赤レンガ倉庫へ向かいました。
お昼は、楽しみにしていたラッキーピエロのハンバーガーです。
函館グルメといえば海鮮が有名ですが、ラーメンやラッキーピエロのハンバーガーも人気です。
思ったりも大きくてボリュームがあり、とてもおいしいハンバーガーでした。
人気のお店だけあって店内はかなり混雑していて、席を探している方に思わず「よろしければ相席どうぞ」と声をかけたほどです。
こうしたちょっとした出来事も、一人旅ならではの思い出になりました。
函館で食べたグルメについては、
こちらの記事でも詳しく紹介しています。
函館山の夜景|雨の中でも見に行った100万ドルの景色

二日目の夜の目的は、函館山から夜景を見ることでした。
ところが残念なことに、午後から小雨が降り始めました。
翌日はもう帰る日です。
「どうしても夜景だけは見ておきたい」
そう思い、傘をさして函館山へ向かうことにしました。
私はロープウェイが少し苦手なので、最初からバスで行く予定にしていました。
函館駅のバス停へ行ってみると、夜景を見に行く人たちの長い列ができています。
最初のバスは人数制限で乗ることができませんでしたが、すぐ次のバスが到着し、無事に乗ることができました。
函館山の山道に差しかかると、
「バス内の電気を消します」という案内があり、車内が真っ暗になります。
すると、山道を少しずつ登るにつれて、窓の外に広がる夜景が見えてきました。
その瞬間、車内のあちこちから
「わあ、きれい」という声が上がりました。
函館山の夜景は「100万ドルの夜景」とも呼ばれていますが、実際に見てみると、その美しさに思わず見とれてしまいます。
後で孫に説明しようとして気づいたのですが、私はどこから見た写真なのか、少し勘違いをしていました。
函館山の有名な夜景の写真は、函館の北側から南側に向かって撮られている景色だったのです。
そんなことを思いながら、しばらく夜景を眺めていました。
函館山から降りてくると、体が冷えてしまい、すっかり寒くなっていました。
そこで、近くに見えたラーメンのお店に思わず入ってしまいました。
温かいラーメンが、冷えた体にとてもおいしく感じられたのを覚えています。
雨の夜でしたが、それでも函館山の夜景を見に行って本当に良かったと思いました。
函館といえば夜景。
函館山から見る景色は、本当に美しく感動しました。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
大人の休日パスは便利


今回の函館一人旅では、「大人の休日パス」を利用しました。
私は「大人の休日クラブジパング」に入ってから、もう10年近くになります。
それなのに、これまでなかなか遠くへ出かける勇気がなく、今回のような旅をしていませんでした。
今思うと、とてももったいないことをしていたように感じます。
最近、同級生と話す機会があり、何気ない会話の中で、だれからともなく「大人の休日パス」の話題になりました。
その中の一人が、
「東京に住んでいる息子のところへ今年は3回も行かなければならないのよ」と話していました。
そこで私は、
「大人の休日クラブには入っているの?」と聞いてみました。
すると、「知らないわ」とのこと。
もう一人の友人は知っていたので、二人で一緒に説明することになりました。
何度も東京へ行くなら、割引もあるので入っておいた方がいいかもしれないね、と。
気がつけば、まるで営業のようにおすすめしてしまいました。(笑)
こうして話をしていると、同じ年代でも意外と知らない人が多いことに気づきます。
今回、大人の休日パスを使って旅をしてみて、
「もっと早く利用していればよかった」と思いました。
シニア世代が気軽に旅を楽しむには、とても便利な制度だと思います。
まとめ:70歳で一人旅をして感じたこと


今回の一人旅では、あまり細かい計画は立てませんでした。
「行けたらいいけれど、無理はしない」
そんな気持ちで出かけました。
それでも、どうしても行ってみたい場所だけは決めていました。
函館山、赤レンガ倉庫、五稜郭、そして函館朝市です。
実際に旅をしてみると、思いがけない出会いもたくさんありました。
旅先では、思った以上に話しかけてくださる方も多く、楽しい時間を過ごすことができました。
旅の途中で出会った女性三人姉妹の方とは、その後盛岡でも偶然また会うことができました。
姉妹で旅行ができるなんて、素敵な関係だなあと感じたことも印象に残っています。
今回の70歳での初めての一人旅は、私にとって忘れられない経験になりました。
そして、「一人でも旅ができた」という小さな自信にもなりました。
ほんの少し勇気を出すだけで、新しい景色や出会いが待っているのだと感じました。
同じように「一人旅をしてみたい」と思っている方の、少しでも参考になればうれしいです。
これからも、無理をせず自分のペースで旅を楽しんでいけたらと思います。
歩きやすいシューズを選んで快適な旅を楽しみたいですね。
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