最近よく耳にする「リボベジ」ってご存知ですか?
スーパーで買った野菜の根やヘタを再利用して、もう一度育てる家庭菜園のことです。私もブロッコリースプラウトを育てる中で、この「リボベジ」の面白さにハマってしまいました。
節約にもなって、ちょっとした癒しや楽しみにもなるリボベジ生活。この記事では、「リボベジとは何か?」を改めてご紹介しながら、初心者でも簡単に始められる方法や、続けるコツをご紹介します。シニア世代の方だけでなく、家事や仕事の合間にちょっとした楽しみがほしい方にもおすすめですよ!
リボベジとは?ネギやスプラウトで始める、楽しくエコな野菜再生

「リボベジ(リボーン・ベジタブル)」という言葉を、最近になって知りました。
でも、思い返せば私はずっと前から、根のついた野菜を水に浸けて再生させたり、根が出てきたら土に植えて育てたりしていたんです。
たとえば、根付きのネギ。使い終わったあと、残った部分を水に入れておくと、また緑の芽が伸びてくるので、庭の土に植えてみました。
同じように、豆苗やブロッコリースプラウトも食べたあとに水を入れて育ててみたところ、数本だけ伸びてきたので、春になって暖かくなった今、庭に植えて育てることにしました。
最近では、バジルも水耕で根が出るまで育ててから、鉢に植えて楽しんでいます。毎年、必ず出てきてくれる野菜もあり、家庭菜園がどんどん楽しくなってきました。
夏の暑い日には、草むしりで汗をかいたり、虫に刺されたりすることもありますが、それ以上に「育てる楽しさ」や「食べる喜び」があり、やめられない魅力があります。
物価も上がり、野菜の値段も高くなっている今、こうした“リボベジ”生活で、買う野菜を少しでも減らせたら嬉しいなと目論んでいます♪
節約にもエコにもつながって、一石二鳥。これからもいろんな野菜でチャレンジしていきたいと思っています!
どんな野菜がリボベジできる?私が試している野菜たち

私が実際に育てているリボベジ野菜は、ブロッコリースプラウト、豆苗、ネギなどです。
中でも、ブロッコリースプラウトは水に浸けたあと数本が伸びてきたので、今は庭に植えて「小さくてもブロッコリーができるかな?」と観察中です(詳しくは別記事に書いています♪)。
他にも、人参のヘタを水に浸けて育てたりしています。ですが、うっかり水を切らしてしまってカラカラに乾いてしまう…なんて失敗も、実はよくあります(笑)。
根の付いた野菜すべてを育てようとすると、手が回らなくて大変です。
だから私は、「できる時に」「やってみたいと思った時に」気軽に試すくらいの気持ちで続けています。根が出たらラッキー、土に植えてみようかな?という軽いノリで楽しんでいます。
最近ネットで見かけたのが、キャベツやレタスの芯から育てる方法。
「本当に育つのかな?」「どんな風に伸びるんだろう?」と、ちょっとワクワクしています。これも、時間のあるときにぜひ試してみたいですね。
リボベジのメリットと楽しみ方 〜バジルやパセリで暮らしに緑を〜


小さな野菜やハーブを育てるリボベジには、嬉しいメリットがたくさんあります。
たとえばバジルやパセリなどのハーブ。育てておけば、料理にちょっと使いたいときにすぐ収穫できてとても便利です。
必要な分だけ摘んで使えるので、無駄が出にくく、節約にもつながります。
キッチンの出窓に緑があると、空間がパッと華やかになります。
とくにハーブ類は丈夫なものが多く、バジルは切って水に浸けておくだけで根が出てくるので、初心者でも育てやすいですよ(バジルの根が出た様子の写真を掲載しています)。
我が家には観葉植物はありませんが、キッチンで育てているこうした野菜たちの緑に日々癒されています。
室内で育てるので、虫よけの心配も少なく、手軽に楽しめるのも魅力です。
ただし、我が家のキッチンは北向きのため、時々南側の窓辺に移動して日光浴させるようにしています。
日当たりの調整も、植物との“対話”のようで楽しみのひとつです。
苗を買って増やしていけば、育てる楽しみもぐんと広がります。
小さな一鉢から始まる、リボベジのある暮らし、ぜひ気軽に楽しんでみてくださいね。
失敗しないためのコツと注意点

リボベジを楽しむためには、ちょっとしたコツがあります。
といっても難しいことではなく、水の管理と容器選びがポイントです。
水で育てるときは、水が腐らないようにこまめに取り替えることが大切。
特に暑い季節は、水がにごりやすくなるので、1〜2日に1回はチェックしています。
また、水を切らさないようにすることも大事。せっかく伸びてきた芽も、乾いてしまうとダメになってしまいます。
育てる容器は、市販のブロッコリースプラウトを買ったときの容器をそのまま再利用。
他にも、コンビニのお惣菜の透明な容器など、身近なものを使っています。
透明な容器なら、根が出てくる様子が見えるので観察も楽しいですよ。
水の交換は、毎日でなくてもOK。意外と手間がかからないので、忙しい方にもぴったりです。
ちょっとしたスペースと時間があれば始められるリボベジ。
お子さんやお孫さんと一緒に、野菜の成長を観察するのも楽しいかもしれませんね。
まとめ:小さな楽しみが日常をちょっと豊かに

リボベジは、誰でも気軽に始められる「日常のプチ冒険」です。
まずは、ネギの根っこや豆苗の残りを水につけてみるところからスタート。
もともとは捨てていた部分だから、根が出たらラッキー!くらいの気持ちで気軽に試せます。
小さくても「育つ」ことの喜び。収穫して、また食べられるというちょっとした感動。
そんなささやかな楽しみが、日々の暮らしをほんの少し豊かにしてくれます。
キッチンや窓辺に緑があるだけで、気分も明るくなりますよ。
あなたも、家にある野菜でリボベジを始めてみませんか?
気軽に始めて、緑のある暮らしを楽しみましょう♪
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