最近のテレビ番組で「SCD(主観的認知障害)」や「帯状疱疹ワクチンと認知機能の関係」について取り上げられているのを見て、強く興味を持ちました。
「最近、物忘れが増えたかも…」と思うのは、年齢のせいと片付けがちですが、実は“認知機能の低下のサイン”かもしれません。
でも、SCDの段階なら生活習慣の見直しで元に戻せる可能性もあるとか。
さらに、帯状疱疹のワクチンが将来の認知症リスクを下げるかもしれないという研究もあるそうです。
今回は、シニアの私自身が感じた「今知っておきたい認知症予防の新情報」についてまとめました。
最近話題の「SCD」って何?

〜最近気になったテレビの話題から〜
先日、テレビ番組で「SCD(主観的認知障害)」という言葉が紹介されていて、とても気になりました。
MCI(軽度認知障害)のさらに前段階にあたる状態で、早めに気づけば改善できる可能性もあるとのことです。
いわゆる“もの忘れ”とは少し違い、「なんとなく調子がおかしい」「記憶力が落ちた気がする」と本人は感じていても、検査では異常が見つからないというのがSCDの特徴だそうです。
私自身、70代になってから、買い物のメモを忘れて出かけたり、人の名前がすぐに出てこなかったりすることが増え、「年齢のせいかな」と流していました。
でもSCDの話を聞いて、「こういう小さなサインに気づいたときこそ、生活を見直すチャンスなのかもしれない」と思うようになりました。
今の段階で生活習慣を改善することが、将来の認知症の予防につながる可能性があるそうです。
たとえ検査で異常がなかったとしても、本人が違和感を感じているなら、脳神経内科など専門の医師に相談してみるのもひとつの方法かもしれませんね。

実体験や周囲の声|「私もSCDかも?」

同世代の友人と話していると、言葉がすぐに出てこないことに気づく場面が増えました。
「ほら、あれ」「名前が出てこない」「あの〜なんだっけ?」といった言葉が続くと、会話もなかなかスムーズに進みません。
また、私自身も買い物に行って、メモを忘れてしまい、肝心な物を買い忘れることが何度かありました。
そこで最近は、忘れないようにスマホにメモをする習慣を取り入れています。
認知症の予防として、日々できることを意識しているつもりですが、それでも「このまま進んでしまうのでは?」という不安が心のどこかにあります。
認知症になると、自分自身で気づくことが難しくなるとも聞きます。
だからこそ、「少しでも変だな」と感じた時点で、医師に相談することが大切だと思っています。
「年のせいかな」と片づけずに、自分の感じた“違和感”を大事にしたいと感じています。
帯状疱疹のワクチンと認知症予防?

また、同じ番組の中で取り上げられていたのが、「帯状疱疹ワクチンと認知機能の関係」についてでした。
ある研究によると、帯状疱疹ワクチンを接種した人の方が、将来的に認知症を発症する割合が低かったという結果が出ているそうです。
帯状疱疹は、免疫力の低下によって発症しやすくなる病気です。
番組では、「免疫と脳内の炎症が関係している可能性がある」という仮説も紹介されていました。
つまり、免疫を整えることが脳の健康にもつながるかもしれないということですね。
もちろん、まだ研究段階の情報ではありますが、「知っておくだけでも選択肢が広がる」と感じました。
ワクチンを接種することで、
免疫の強化 → 炎症の抑制 → 脳機能への良い影響?
という流れが期待されているようです。
私自身、「帯状疱疹ワクチンを受けておいた方がいいのかも?」と思い始めました。
まずはかかりつけ医に相談してみようと思っています。
今できること 予防は「今から」始められる

認知機能の低下を防ぐために、今の自分にできることを少しずつでも取り入れていこうと思っています。
たとえば、こんなことを意識しています
- 毎日の予定や体調をメモする
小さな変化にも気づきやすくなります。 - 意識的に人と話す機会を作る
会話をすることは、脳への良い刺激になるそうです。 - 適度な運動を習慣にする
体を動かすことで血流も良くなり、心も元気に。 - かかりつけ医との相談の中で、ワクチンの話題も出してみる
情報を持っておくことで、安心感が増します。
「まだ大丈夫」と思って何もしないよりも、
「ちょっと気になる」うちに行動しておくことが、将来の安心につながるように感じています。
まとめ:不安は「小さな行動」で減らせる

認知症というと、どうしても「怖い病気」というイメージがありますが、
不安を感じたときに何か行動を起こすことが、未来の自分を守る第一歩になると感じました。
SCDや帯状疱疹ワクチンに関する情報は、まだ研究段階のものも多いようですが、
知っておくだけでも、これからの選択肢が広がると思います。
これからも、日々の中でアンテナを張りながら、
自分自身や家族のために、「今できること」から少しずつ始めていきたいと思います。

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