ひとり旅の楽しみのひとつは、自由に予定を決められること。
でも、どこに泊まるかは意外と悩むポイントです。
一人旅は、まだ2回目。函館と長野、それぞれの旅で私が選んだホテルには、違った「こだわり」がありました。
何を大切にするかによって、選ぶホテルは変わってくるもの。
そんな私のホテル選びの基準と、実際に泊まって感じたことをお伝えします。
ひとり旅のホテル選び、どこを重視する?

ひとり旅のホテル選びで、私が一番大切にしているのは「アクセス」です。
函館の旅では五稜郭の近く、長野の旅では善光寺に歩いて行けるホテルを選びました。どちらも観光地まで徒歩圏内で、とても便利でした。
長野では参道にバスが走っていて、疲れたらすぐにバスに切り替えられるのも助かりました。
違いを感じたのは「アメニティ」です。
函館のホテルでは化粧水や乳液、クレンジングなどのスキンケア用品が置かれていませんでした。私は用意されていると思い込んでいたので、結果的にコンビニで買い足すことに。その経験を踏まえて、次の長野の旅では「アメニティの充実」と「朝食のおいしさ」を基準にホテルを選びました。実際に宿泊してみると、朝から満足感のある食事をいただけて、とても嬉しかったです。
また、歯ブラシについては、自分の口に合ったものを持参した方が安心だと感じました。ホテルの備え付けのものは少しサイズが大きめで、普段使っているものに比べると磨きにくかったからです。
函館のホテルにはパジャマがなかったので、長野の旅では持参していきました。長野のホテルにはガウンのようなタイプがありましたが、ひもで結ぶ形だとほどけてしまうこともあったので、やはり自分のパジャマを持って行って正解でした。
どちらのホテルも宿泊料金に大きな差はありませんでしたが、「自分が何を重視するか」で、快適さが大きく変わるのだと実感しました。

函館の旅で選んだホテル



函館で選んだホテルは、五稜郭まで徒歩で行ける立地が魅力でした。
到着したのは午後3時過ぎ。チェックイン後すぐに五稜郭を散策し、帰り道に見つけた海鮮丼のお店で夕食をいただきました。観光と食事をスムーズに楽しめたのは、この立地ならではの良さでした。
初めてのひとり旅ということもあり、料金を抑えつつ安心して泊まれるホテルを選びました。客室にはシャンプーやコンディショナー、ボディソープなどが大きなボトルで用意されており、必要なアメニティ(歯ブラシや髭剃り、櫛)はフロント近くの棚から自由に取るスタイル。
私は下調べをしていなかったため少し戸惑いましたが、他のお客さんが選んでいる様子を見て理解でき、必要な歯ブラシだけをいただきました。パジャマは、気づかなかったけれど、後で調べるとフロント前にあったようです。化粧水や乳液は置かれていなかったので、夕食の帰りにコンビニで買い足しました。
朝食は卵焼きや海苔、たらこなど、家庭的で落ち着く和食メニュー。私は函館朝市で海鮮を食べる予定もあったので、ホテルではシンプルな朝ごはんを楽しみました。次に訪れるときは、温泉のある宿でのんびり過ごすのも良さそうだなと感じました。
宿泊した「スマイルホテルプレミアム五稜郭」は、女性ひとりでも安心して過ごせる雰囲気があり、初めてのひとり旅にぴったりのホテルでした。さらに、フロントでは函館市電の一日乗車券を購入でき、ホテルを出てすぐ利用できたのも便利。実際にレンガ倉庫や函館駅方面へと、何度も乗り降りして観光を満喫できました。

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長野の旅で泊ったホテル

今回、長野で私が選んだのは「朝食がおいしい」と評判のホテルでした。駅から徒歩圏内で、善光寺にも近く、立地も理想的です。
到着後すぐにホテルへ荷物を預け、そのまま善光寺へ歩いて向かいました。曇り空の中でお戒壇巡りを体験しましたが、外に出た途端、突然の雷雨に驚かされました。折りたたみ傘を広げて境内を歩きましたが、雨よりも雷の方が怖かったのを覚えています。
雨が強まったため、ホテルに戻りチェックインして一度ホテルで休憩することに。ホテルに戻る頃には雨も止み、調べておいた善光寺近くの発酵食のお店でランチを楽しみました。
客室はオレンジ色のクッションがアクセントになった、落ち着いた雰囲気のお部屋。パジャマは、羽織る形のガウンのようなものでしたが、着替えがあるのもありがたいです。
コーヒーや温かいお茶だけでなく、冷蔵庫には無料の飲み物が揃っていて、水やお茶のほか、ビールやリンゴジュースまでありました。最近は熱中症対策で水分を持ち歩くのが当たり前なので、このサービスはとてもありがたかったです。


アメニティも充実していて、シャンプーやコンディショナーのほか、化粧水や乳液は夜用・朝用がそれぞれ小袋で用意されていました。しっとり感があり香りも良く、使い心地には満足。ただ、私は、化粧水はたっぷり使いたいので、できればもう少し量があるとうれしいなと思いました。


長野で宿泊した「ホテルJALシティ長野」は、朝食が評判通りに充実していて、種類も豊富。旅の満足度が一気に上がったホテルでした。
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朝食の有名なホテルだけに充実していました


朝食が評判のホテルだけあって、16階にある朝食のレストランでは肉・魚・野菜と豊富な食材が並び、どれを選ぶか迷うほどの充実ぶりでした。
私はご飯を少なめにして、その上にできるだけ多くのおかずをのせてみたのですが、欲張りな朝食プレートになってしまいました。どれも美味しく、つい果物や飲み物までいただいてしまいました(残念ながら写真は撮り忘れてしまいました)。
食後には「コーヒーはお部屋にお持ちいただけますよ」と声をかけてもらい、嬉しいサービスだなと感じました。
会場は16階にあり、大きな窓から見える山々を眺めながらの朝食は格別。美味しい料理と景色の両方を楽しめて、「この朝食のために、また泊まりたい」と思うほどでした。


私が考える「次も泊まりたいホテル」の条件

荷物を抱えてホテルを移動するのは負担なので、函館でも長野でも、同じホテルに二泊しました。
私にとってホテルは「高級」である必要はありません。静かで安全、そしてホッとできる空間があれば十分です。長野での滞在を通して、朝食やアメニティの充実も、心地よさに欠かせない条件だと感じるようになりました。次の旅でも参考にしたいと思います。
ホテルでの過ごし方はシンプルです。夕食は外で楽しみ、部屋に戻ったらニュースを見ながらその日の出来事をメモしたり、翌日の計画を立てたり。お金の記録もこの時間にしています。
その後はお風呂に入り、気づけばウトウト…。普段よりも早くベッドに入るので、自然と朝も早く目が覚めます。清々しい空気の中を散歩しながら、五稜郭や善光寺を訪れる――そんな朝時間も、ホテル滞在の大切な思い出のひとつです。
旅するように、暮らしたい。「MILESTO」
まとめ:旅の目的に合わせたホテル選びを楽しもう

ひとり旅のホテル選びは、行き先や目的によって変わっていきます。函館と長野で過ごした日々を通して、私にとって「アクセスの良さ」に加えて「朝食やアメニティの心地よさ」も大切だと感じるようになりました。
秋にはまた次の旅を計画しています。今度はどんなホテルで、どんな時間を過ごせるのか…そんなことを考えるのも旅の楽しみのひとつですね。
あなたの次の旅では、どんなホテルを選びますか。
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